壊れていく日本
この週末は観光地に行ってきました。
山梨の昇仙峡と、長野県の清里です。
土曜日に行った昇仙峡は、有名な割に地味な観光地です。
1番の見所の滝と、そのそばにある美術館の周辺は、そこそこ賑わっていました。
しかし少し離れた神社に行くと、その周りの寂れ方は、ちょっと驚きます。
潰れた旅館に朽ち果てた民家、神社に行くまでの石の階段にも雑草がそこそこ生えていて、哀れな感じです。
またそこまで行くのにバスを使いましたが、バスに乗っていたのは私と私の子供だけでした。
これだけ乗っていればまだましなんですが・・・・・
日曜日は小海線に乗って清里の隣の野辺山に行きました。
小海線はそこそこ混雑していましたが乗っているのは老人の団体と中国人の団体でした。
両方とも団体客ですから駅に着くとバスが来ていてバスに乗ってどこかの観光地へ行ってしまいます。
ですから駅前の土産もの屋さんや食堂は全く閑散といます。
電車はあんなに混雑しているのに・・・・
2日とも共通して感じることがあります。
いろいろな施設、建物を作ってきましたが、それぞれが皆老朽化していて新しくなっていません。
また観光客もある特定の場所には行きますが、周囲の観光地には見向きもしません。
その結果見向きもされない観光地は、さらにどんどん老朽化が進み廃墟と化しています。
5年後10年後にはさらにこの傾向が進んでいるでしょう。
なんだか恐ろしい風景がその時には出来上がっているのではないでしょうか。
なんだかなぁ。
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