ハイエイタスってなんだ

温室効果ガスの濃度は上がり続けているのに、地球の気温上昇は停滞している――。ここ1~2年、ハイエイタスと呼ばれる現象が話題になっている。

私、武田邦彦先生大好きです。
imgres
地球温暖化してない。リサイクルは無駄。などなど。
面白意見がたくさんです。
で、地球温暖化について、武田先生のipodを聞いていて、聞いたことのない単語があったので、調べてみました。
それが「ハイエイタス」です。
日本語で言えよ。まったく。
だから、武田先生に馬鹿にされるんだよ。
なんだかなあ。

一昨年ぐらいから話題になっているのですが、温室効果ガスの濃度は上がり続けているのに、気温上昇率は21世紀に入ってから10年当たり0.03℃とほぼ横ばいの状態になっています。ハイエイタス(地球全体の気温上昇の停滞状態)と呼ばれている現象です。

f01
だそうです。
10年間も地球の気温は上がっていないのに、それを今頃、ハイエイタスなんて単語をつけて、理屈つけるから、武田先生みたいな人が、それは屁理屈だって言い出すわけですよ。
※武田先生は17年?地球の温度は変わっていないって言ってましたけど。
別の記載ではこうです。

20世紀後半以降、全球平均地表気温は上昇の傾向を示しており、2001年以降の10年間の平均気温は、1961~1990年の平均に比べ約0.5℃高くなっています。しかし、気温の上昇率は常に一定ではなく、10年程度の期間で見ると異なっています。特に、21世紀に入ってからは、気温上昇率は10年あたり0.03℃とほぼ横ばいの状態を示しており、こうした温暖化の停滞状態はハイエイタスと呼ばれています。

これは読み方によっては、1961年から2010年までの50年間で平均気温は0.5度しか高くなっていないとも読めます。
地球温暖化って、いったいどのくらいの期間に、何度上がることを言ってるんでしょうね。
で、おまけにハイエイタスについて解説している記載でも、この通り。

本研究では、これまでに観測されていたハイエイタスを再現し、気候の内部変動(特に太平洋十年規模変動)の寄与を明らかにしましたが、近年報告されている海洋深層水温の上昇および海洋熱吸収の活発化と、太平洋十年規模変動の関係は明らかになっていません。ハイエイタスを生じる自然変動のメカニズムを全て理解するには、シミュレーションにおける海洋内部の詳細な解析が必要です。また、ハイエイタスの主要因が太平洋十年規模変動であるならば、既に15年続いている現在の状態は遠からず終わり、再び温暖化の加速期に入ると予想されますが、そのタイミングも分かっていません。気候モデルを観測値で初期化して行う近未来気候予測シミュレーションを活用することで、太平洋十年規模変動が数年先まで予測できる可能性があり、今後の研究成果が期待されます。

BzVCOILIAAAUq_2
つまりわからんってことでしょ。
武田先生の言葉をすべて信じることもできない、ひねくれ者の私ですが、少なくてとも、地球温暖化もこれでは、全く信じられませんよね。

  • 地球の気温は上がっていない。(少なくともここ10年は)
  • 上がっていない原因はハイエイタスだ。
  • でもハイエイタスがいつ終わるかはわからないし、そのメカニズムもわからない。

 
一般的にこの状態で、何を信じればいいんでしょうかね。
地球の気温が上がっていない状態で、

【3月11日 AFP】北極圏で生まれた数百頭のワモンアザラシの赤ちゃんが、飢えと寒さによる死の危機にひんしている。背景には地球温暖化の影響で北極圏の氷が急速に解けていることがある。世界自然保護基金(World Wildlife Fund for NatureWWF)が10日、明らかにした。

img_6c21edf1a4abdbaadfa12f61da53ba1c286928
こんなニュースを流されても、なんだかなあ、な訳ですよ。
地球温暖化ではなく、北極圏温暖化じゃないっすか?
なんだかな。

時事

Posted by ymo