教育や子育てに使い道を絞った新たな国債

民進党って、本当もうどうでもいい政党になってしまっているのですが、この件については、どうしても突っ込みたいので、突っ込みます。
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情報源: 民進・玉木氏、野党共闘「理念合致が条件」 – kzunoguchi
 
民進党の代表選挙で玉木さんという方が立候補しているようです。
私、玉木さんという方、全く知りません。
情報源: 民進党代表選3人目の玉木氏って誰? 「首相候補」では蓮舫、前原両氏よりランク上 : J-CASTニュース
まあ蓮舫さんや前原さんも、多少知っているだけですけどね。
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でもこの方が、ちょっとだけ言っている「教育や子育てに使い道を絞った新たな国債」という考え方に、嫌悪します。
違う言い方をすれば憎悪します。

「借金してでも子どもの支援にお金を使うべきだ。最大の課題は人口減少だ。公共事業にあてる建設国債ではなく、教育や子育てに使い道を限る『子ども国債』の発行を提案している。もちろん負担能力のある人に負担を求めるのは、逃げずにやる」

この人は、何の気なしに言っているのかもしれません。
もしくは「子ども国債」というとネーミング的に分かりやすいからと思ってこういう言い方をしているのかもしれません。
 
でも、私個人は、そもそも「建設国債」とか「国債」とか、ネーミングを変えることについては、絶対に許せないのです。
というかそもそも「国債」と言う言い方自体に何か悪を感じるのです。
国債ってつまり借金ですよね。
国債を償還するって、つまり借金を返済することですよね。
よく現在日本は、借金大国で国民一人あたりにするといくらいくら借金があるんだとか言います。
これについては、国が借金をしていようと、個人が借金していようと、それはそれで構いません。
ところが何故か、借金をする時は「国債の発行」という訳です。
これがまずおかしいと思うのですが・・・・・
 
百歩譲ってこれは許すとしても、同じ借金なのに、公共工事に充てると建設国債、教育や子供に使うと子ども国際って、馬鹿じゃないかと思うわけです。
借金してしまったあとは、お金ですが、色分けはありません。
借金は借金で、返済しなければなりません。
建設国債は返さなくて良くて、子ども国際は返さなければならないなんてことはありません。
それに消費税は社会保障に充てるなんていう話もありましたけど、結局同じ会計単位に入ってしまえば、使い道を限定するなんて、ほぼ不可能なのは、誰にでもわかるはずです。
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いくら子どもの教育資金に積立していたって、お金がなくなれば切り崩して他の使い道に使うのですから。
だから用途を限定する国際の発行とか、おためごかしに言っている人には腹が立つわけです。
財源の話をするのは良いと思いますが、結局は借金なんですから、パフォーマンスで「子ども国際」とかいうのは、虫唾が走ります。
 
まあ、こうやって私みたいに食いついてくれる人がいることで、目立とうと思ったのだったら、一応うまく行ったということになるのかも知れませんが・・・・・

なんだかなあ。

 

政治

Posted by ymo