相変わらず底の浅いニュース報道
情報源: 大雪欠航 中国人観光客暴れる | 2016/12/26(月) 15:27 – Yahoo!ニュース
このニュースを見たときは、またかと思った。
基本的に現在、中国人・暴れるというキーワードをつければ、比較的話題性が高いという位置づけのような気がする。
しかし、映像をちらっと見たが、結構な勢いで暴れており、確かに間違ってはいないと思う。
午後8時すぎ、国際線の搭乗口で、予定の中国便が欠航になったと言って、中国人が騒ぎ出した。大声で叫び、搭乗ゲート内に入ったり、職員に詰め寄るどころか、殴りかかる者もいる。警官が駆けつけたが、これにも抵抗して、展示物が倒れたり、暴れる手足をつかんで警官が引きずっていく――。（新千歳空港で中国人100人大暴れする画像が世界に セキュリティー対策の甘さに非難）
さて、個人的見解として、中国人は好きではない。
大学生の時は、第二外国語に中国語を選択した位だから、根っからの中国嫌いではなかったはずなのだ。
しかし、実際に中国に行って、そして中国人のバイタリティーのすごさを目の当たりにして、そしてあの中国語の常時戦争しているかのような話し方が、最近では嫌いである。
でも、それでもこのニュースはおかしい点を多々含んでいる。
字面だけで、大雪で飛行機が欠航したからと言って、いきなり暴れたりしないだろう。
それを暴れてしまうのが中国人のひどい所だというように、ニュースでは、悪意で取れば読めてしまう。
ところが実際は、それだけの前提があってのことのようである。
中国人客の怒りの原因はほかにあった！？新千歳空港の騒動の当事者が「真相」激白―中国メディア
（2021/2/5リンク切れ）
この記事によれば、
- 3日間も足止めされた旅行客がいた。
- 日本国内便や韓国、タイなど他国の航空会社の便は次々と搭乗が案内されたが、中国の航空会社はいつまでたっても案内されなかった。
- 翌日から大雪になる予報だった。
- 航空会社の担当者に状況を尋ねるが、答えは当日（24日）の便を優先するというもので、22、23日の便について明確な回答はなかった。
- 空港が中国人を差別し、日本（国内）や韓国の便だけを出発させているからだと思われた。
- 食べ物も宿も手配してくれなかった。そのせいで病気になった人もいる。
ということらしい。
確かにこれでは、生命の危機を感じるだろう、すさまじい状況である。
これについては複数の記事で書かれているので、ある程度信憑性のある話のようである。
「遅延」が理由じゃない！？なぜ中国人は新千歳空港で暴れたのか
（2021/2/5リンク切れ）
中国人の多くは中国系の航空会社を利用していたが、ある旅行者は「新千歳空港で3日も待っているのに何の案内もない。他の航空会社の飛行機は次々に飛んでいるのに」といった不満の声があった。また、騒動のきっかけについて、「日本のグランドスタッフが、ほかの客と中国人を比較するような言葉を発したことから抗議がエスカレートした」と証言する人もいたという。
ところが、結構ググっているのだが、なぜ中国の航空会社の分だけ、いつまでたっても案内されなかったのか？なぜ明快な回答をしなかったかについては、どこにも出てこない。
まさか本当に中国だけを差別扱いしたとは思えないが、なぜ中国の航空会社だけ、延々と飛ばなかったのだろうか？
なんだかなあ。
一方、残念ではあるが、「やっぱり中国人だから」暴れたんだというようなことを裏付けるような内容の話もあった。
【中国人の反応】「新千歳空港で中国人観光客が暴れる」－日本メディアが”大袈裟に騒いでいる”と中国メディア
騒がないと正当な要求でも気づいてもらえない社会、正当な要求を訴える手続きがない（あるいはあっても機能していない）社会でどう身を処していくのか。特権階級以外は何かと生きるのが大変で、何かと不満がたまりやすくなってしまうのも無理もないことかもしれません。
う～ん。
そうか・・・・・残念だけど・・・・・やっぱり個人的には中国人は嫌いだなあ。
そのバイタリティーが、私とはそりがあわないなあ。
（追伸）
情報源：なぜ中国人が騒いだか。
やっぱり私と同じような気持ちの方がたくさんいらっしゃるようですね。
今年もこうして「疑ってみる」という考え方を継続して行きたいと改めて思いましたです。