完済証明書

2020年6月24日

完済証明書とは、債権者が発行する書類で、借金を全額完済したという内容の証明書です。
完済証明書があれば、当該返済先において自分名義ではそれ以上借金返済義務がないということを証明することが出来ます。

任意整理の完済証明書とは?完済するとどこに送られてくる?

長年事務作業系の仕事をしてきて、先日、実際に完済証明書というものを初めて作りました。

作るの自体はたいしたことはなくて。
今時、「完済証明書 テンプレート」でググれば、文例はいくらでも出てきます。

で。

普通、借金の返済が終わると、借りた側が貸した側に対して「借用書の原本を返して!」もらうっていうのが普通だと思うんですよね。
銀行とかでもいまだにそんな感じだと思ってるんですけど。

でも、貸したのが、20年前とかだと、実際、借用書の原本が残っているかというと、色々微妙です。
相手がちゃんとした企業であれば、あるちゃぁあるんでしょうけれど。

消費者金融みたいな場合だと、借りて返してまた借りて、実際色々こんがらがって、全額返済したつもりが全額返済されてなかったりしたりして・・・・・なんていうことが後から蒸し返されるとたまったもんじゃないから、完済証明書をもらうなんていう感じなんでしょうね。

まあ実際、どこまできちんと借用書の原本を返してもらったり、完済証明書をもらったりかというと、意外と適当なんじゃないかなとは思います。

結局は、貸した側が訴えてさえこなければ、原本がどうとか、完済証明書がどうとかは関係ないわけですから。

今回、私が手掛けたの完済証明書は、個人間の貸し借りで、それも20年前の話。
毎月返済していましたけど、貸した側もいつ返したっけとかいう感じで。
借りた方が、毎月返済してますから、「さあ、今月が最後だ!」とかいうと盛り上がっちゃいます。

貸した方はもう80歳近いおじいさんで、娘だって60歳手前。
借用書の原本を最初探していたんですけど・・・・・・・「どこいったかなぁ?」って感じ。

借りた方は、そんな感じに少し不安を持ち「完済証明書」をもらおうっていうことになったのでした。

別に80歳近いおじいさんの家は、特別裕福ってわけでもないけど、20年前に貸して、20年も経過するとそんなもんなんですかね。

なんだかなあ。

まあ、毎月きちんと返済されていたわけですから、感覚的には元は取り返せていると。

法律

Posted by ymo