マイナンバーカードの使い方ー文部科学省
マイナンバーカードの話は、いつも議論の焦点がずれていく。
そもそも一元管理されるのは嫌とか、情報漏洩がぁとか言う話は付きまとうのは、一定以上の勢力があるので、これは仕方ないと思う。
前々から当ブログで言っているが、結局メリットがデメリットを上回るかを明確に国側が示せばいいのであって、国側に都合の良い使い方ばかりを押し進めている印象が強いので、使われることが広がらない。
当の自分自身は、マイナンバーカードを作ったが、結局、住民票をコンビニで取ること以外、使い道がない。
先だってPAYPAYの本人確認に使用したところ、3回も拒否され、結局運転免許証で本人確認を進めた・・・・・というように、使い道がないのである。
で、今回、この報道である。
よりによって、なんて国民にメリットが全然感じられない件を優先するのか、意味が分からない。
政府は、小中学生の学習履歴や試験の成績を、マイナンバーカードにひも付け、オンラインで管理する仕組み作りに着手した。
マイナカードに学校の「成績」 対象小中学生 2023年度にも(2020/12/19リンク切れ)
そもそも文科省は、教育データの利活用を進めていて、児童・生徒の個人の学習意欲の変化や理解度をデータとして記録するのは、1人ひとりに合った効果的な学びの実現が目的。
蓄積された記録データをもとに、教員が、1人ひとりに合った指導を行うことができるとしている。
また政府は、こうした個人の学習データのマイナンバーカードへのひも付けを検討していて、2023年度以降の実現を目指している。
小中学生の学習履歴や試験の成績をマイナンバーカードにひも付けることについて、教育評論家の石川幸夫さんは、「メリットとしては、成績そのものが一元管理できること、進学・転校先でも共有できること」と話す。
教師が新しい教え子を担当する場合、これまでの学習記録が確認しやすくなるため、子どもにとっても教育の継続性が得られるようになり、また、成績の変化などをビッグデータ化することで、将来の教育に生かせるという。
さらに、今までは、書類ベースだった転校や転入の手続きが、データで簡単にやり取りできるようになり、教師の仕事の軽減につながるという。
これについては、全く間違っていると思う、主に手順というか、順番が。
教師の仕事の軽減につながるとあるが、全く逆だと思われる。
そもそも、小中学校の子供の情報は未だに「書類ベース」なのである。
つまり手書きだ。
手書きのものが、毎年更新され、親も毎年同じような書類を書かされる。
住所も電話番号も親の名前も、変更がなくても、毎年書かされる。
そもそもこういったことがデータ化されていないのに、どうして教師の業務の軽減になるのか・・・・
こうしたことが紙ベースから解放される方向性が見えないのに・・・・・
毎年親から紙ベースで提出された書類を、教師がチェックして、入力するのだろうか?
通信簿だって手書きベース。
こうした情報を考えると、そもそも紙ベースの管理から離れる体制が出来ていないと想定される。
教育の継続性やビッグデータと言うが、まず学校側がそうした整備をして、マイナンバーカードとの関連付けとか、転校した際にすぐに利用できるとかは、その先のような気がする。
年金とか税金とか通帳とか、広域かつ全国的で同じ管理が出来る場合は、マイナンバーカードの紐づけは意味があると思うが、子供自分のわずか10年程度の間のデータを、それも今まで連動して管理することをしてこなかったデータをいきなり一気通貫で管理しようというのが意味が分からない。
せめて小学校6年間でも連動させたデータ管理をした実績を積んでから、やれよと言いたい。
同じ小学校内で、手書きで、連動性なく教育指導していた現場が、いきなり、その前後や地域を超えて連動しますって言われて対応できるとはとても思えないのである。
なんだかなあ。
話は変わるが、
文部科学省は、政府が全国民にマイナンバーカードが行き渡ると想定している2023年を目標に
マイナンバーカードで学校の成績が分かる? 文科省に詳細を聞いた
もうこの辺がナンセンスだと思うのだが、いかがだろうか?
麻木久仁子 マイナンバーに小中学生の成績ひもづけ案に異議「もう変なことすんのやめて」
ってな報道がされるのも道理である。
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