障害児の親として
小学4年の長女を殺害目的で誘拐したとして、奈良県警は13日、同県宇陀市、調理師の男(36)を生命身体加害誘拐容疑で逮捕した。長女は同日朝、同県川上村のダム湖で見つかり、死亡が確認された。男は「一緒に死のうとダム湖に入った」と供述しており、県警は殺人容疑を視野に経緯を調べる。
「一緒に死のうと」学校から父に連れ去られた10歳長女、ダム湖で死亡(2021/2/20リンク切れ)
「一緒に死のうと」学校から父に連れ去られた10歳長女、ダム湖で死亡(2021/2/22こっちもリンク切れ)
ネットニュースを見ていると、こういう何気ない記事も、深読みしてしまうことが多々あります。
これだって、この最初の部分だけを読むと、単純な無理心中かなと思うのですが・・・・。
長女には重い身体障害があり、男は「妻の負担となっている長女と一緒に死のうと思った」と供述している。
「一緒に死のうと」学校から父に連れ去られた10歳長女、ダム湖で死亡(2021/2/20リンク切れ)
気持ちはちょっと分かってしまいます。
うちの子供は知的障害ですが、体は一通り動きますし、知的障害と言っても普段黙っていれば、見た目健常者と遜色有りませんから、こういった重度の身体障害者とは、根本的に違うものがあります。
それでも将来に対する不安はありますし、子供が生きていく上で多少の支援は必要になり、それを重荷に思う時もあります。
私でさえそうなのですから、重い身体障害を抱える子供を持つ親は、どんなにか大変なのか、想像するだけでも死にたくなってしまいます。
こうした重度の身体障害者を抱える人、これはおそらく老人の介護でも同じなのだろうけれど、若い時は見向きもしなかったけれども、考えさせられる問題なと思う。
それにしても、ネットニュースがなのか、ニュースがなのか分からないけど、表面的事実だけを伝えるニュースは本当に底が浅いと思う。
出来れば、ここからもう少しだけでも掘り下げが欲しいと思うのは、私だかなのだろうか。
こうしたただ単純な事実だけを掲示するのであれば、何も読売新聞を通す必要はないと思うのだが・・・・・
なんだかなあ。
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