ベネッセからデータが盗まれた件
進研ゼミのベネッセから、大量のデータが盗まれた件ですが・・・・・
まあそれについては、個人的にはあまり興味がなく・・・・・
なんで興味がないかと言えば、まあ当たり前というか、大したことがないというか、出てきている話以外にもっと裏があるだろうとか・・・・・
そういうことがあるので、気にもしていませんでした。
大企業から顧客情報が盗まれれば報道されたりもしますが、実際報道されないレベルでは、ものすごい情報の流通があるわけで・・・・・
ところが、自宅に、2通、ベネッセから、「重要 個人情報漏えいについてのお詫び」という手紙が届いたのです。（笑）
うちは子供３人ですが、その内２人は、ベネッセの通信教育関連講座に、お金を短期間ではありますが支払っておりました。
その２人分の情報が恐らく漏洩したであろうというお手紙！
おおおおおお、こうなると俄然、我がことのような気がしてきます。
う～ん。
ところが、もっと面白かったのは、うちの奥様の話。
きっと一般人はこういう感じなんだなあという話です。
①「最初この手紙が届いた時に、封筒に「ベネッセコーポレーションより重要なお知らせです」とあったから未払いの催促かと思った。
あはははははは、もう通信教育講座から退会して2年以上たつのに、今頃請求こないでしょううううう！
②「この手紙が来るまでそんな話（ベネッセからデータが盗まれたこと）を知らなかった。」
テレビのニュースをじっと端から端まで見ないと、このニュースを聞き漏らしている人もたくさんいるということですね。
私はネットニュースの目次を毎日のように見ているので、見逃すことはまずないのですが、テレビしか見ない人の場合は、そうなんだなという話。
③「で、何か問題なの？」
うちの奥様はこの情報が盗まれたことで、自分の家にどんな被害がおよぶのかについて心配していました。
なるほどですね。
情報漏洩についても、色々なパターンがありますが、今回のように、住所とか生年月日とかであって、クレジットカード番号や金融機関の口座情報といった、直接的に悪用されるような情報の場合とは、少し違うといった点を、あまりマスコミでは報道していないようです。
今回の情報漏洩の内容が本当にこれだけなら、結局は、DMが来たり、営業電話が来るだけなわけですから。
④「そういえば、今週は、なんか突然営業の電話が増えた」
う~ん、これについては、なんとも言えませんが、人間の感覚は恐ろしいですね。
実際に調べたわけではないので、本当に営業電話が増えたのかどうかは、闇の中ですが、こうして企業イメージは落ちていくんですね。
⑤「ベネッセのDMは、うざいからもうやめて欲しい。」
これについては、今回の件とは全く関係ないのですが、うちの奥様に言わせると、ベネッセのDMは、
- かさばる
- 大きい
- やぶりづらい
とのことで、一度DMを止めろと電話してやろうと思っていたとのこと。
私の観点で言うと、さすがベネッセですね。
つまり、あまた来るDMの中で、ベネッセのDMが特に印象強いということですから、いかにベネッセのDMが、開封率を上げるために工夫されているかとう裏返しと思いました。
まあそれについても、情報の漏洩というとマスコミは一斉に騒ぎますが、もう少し、一般人目線で、一般の人にとって、何が大変で、どんなことが起こるかと言った点にもっとフォーカスを当ててもいいのではないでしょうか。
なんだかなあ。