STAP細胞論文 小保方さんは何が悪かったのか?
STAP細胞論文の件は、これで3回めかな?
でも、何度考えても、「なんだかなあ」と思うのです。
やっぱりなんで小保方さんが一番避難されてるんだ?という点。
①論文が間違っていた?
論文に確かに間違いはありました。写真3枚が違っていた?ってか?
でもそれって、論文の主要な構成や論旨に影響していたんでしょうか?
写真3枚を訂正すれば、何も問題なかったのでしょうか?
それに、論文は小保方さんだけが書いていたものではありませんが、小保方さんがメインで悪者なのでしょうか?
②STAP細胞が出来ない、またはSTAP細胞論文の通りやっても細胞が出来ないことを、小保方さんが知っていて、ずっと隠している。
これについては、明確な証拠は出ていません。
というより、仮に100歩譲ってその通りだとして、それを周りの研究者は見抜けなかったのでしょうか?
若輩者の無給研究員の研究を100%信じて、その道の権威の学者が複数共同作業をして、理研という大組織が特許まで出そうって・・・・・みんな馬鹿?
③小保方さんの研究ノートがない、もしくは研究していない。
研究ノートの件については、ググって見て貰えばわかると思いますが、何の意味もありません。
そもそも研究ノートがなくても他の記録方法があるわけですし・・・・・
研究ノートに落書きがしてあると、そんなに悪いことなのでしょうか?
小保方さんが研究ノートを出して来ない事をもって、研究してないじゃんというのであれば
そもそも周囲の研究者や理研の上司は、何をしていたの?という話に戻るわけです。
④小保方さんが、悪意を持って、周囲の人を騙そうとして、最初からSTAP細胞が出来ないことを知っていて、周囲の人を騙し続け、今回のSTAP細胞の発表まで、やってきた。
と仮定して、やっと小保方さんは悪い人だとなりますが・・・・・。
問題は、そこまで仮定しても、小保方さんが一番非難されるべき人なのかという点については、なんだかなあと思います。
繰り返しになりますが、
- 若輩者の無給研究員の研究を100%信じて、
- その道の権威の学者が複数共同作業をして、
- 理研という大組織が特許まで出そうって
・・・・・みんな馬鹿?
何度考えても、小保方さんは最大の悪ではないと思うのです。
逆に周囲の人を騙し続けてここまで来られたら、逆にすごくないですか?
それに小保方さんは理研という組織や周囲の研究員を騙して来たとして、マスコミで非難されるような、一般の人に何か損害を負わせたのでしょうか?
理研内部で非難されることはあっても、マスコミが非難することでは全くないと思うのです。
マスコミの報道姿勢は、いつもなんだかなあと思いますが、本件については、本当ひどいですね。
ディスカッション
コメント一覧
すごくはないですね。
科学というのは、仮説と検証の積み重ねを続けてじわじわと発展していくものです。
仮説が出された以上、他の科学者はその検証の為に時間を割くわけですから、そこで最初から騙すつもりで仮説を出したのなら、他の科学者の貴重な時間を奪い、科学の発展を遅延させる行為になるわけです。
そういう意味で小保方さんのやったことは悪いことなのです。
世間が思う悪いこととはちょっと視点が違うので、一般常識で測ると悪いこととは思わないかもしれませんが、視点を変えれば、やはり悪いことには違いないのです。