子供に対しての気の使い方

2020年7月1日


「最近の子供は甘やかされて育っている」なんていうことは、最近はあまり言われなくなりました。
まあ当然と言えば当然、もう親になる世代からかなり甘やかされて育っていますので、その親が子供にしてやることも・・・・・。
でも「甘やかす」ことと、「気を使う」ことは、完全に違うようですね。

森友学園の話題に、話題性を持っていかれてしまっているような感じもしますが、

情報源: <姫路・こども園>運営ずさん、隠蔽周到…30項目違反 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
この話題。

情報源: 私立こども園:定員超過隠す…認定取り消しへ 兵庫・姫路 – 毎日新聞

特別監査当日に認定こども園「わんずまざー保育園」の2歳児に出されていた給食。おかずはカレースプーン1杯分しかない=兵庫県姫路市飾磨区加茂の同園で2017年2月23日、同市提供

報道の仕方が色々で「4人に1人分の給食」とかが話題になったりしましたが・・・・・

また、監査当日の給食は、一時保育を含めた園児73人に対し42人分しか用意せず、おかずがカレースプーン1杯程度の幼児もいた。余った給食を冷凍・冷蔵して後日使ったり、園児が約40人の土曜に10食分で賄ったりしたこともあった。こども園認定以来、こうした給食が常態化していたと市はみている。(情報源: <姫路・こども園>運営ずさん、隠蔽周到…30項目違反 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース)

他にも、

  1. 市を通すべき契約を保護者と独自に結んでいた
  2. 給食は、一時保育を含めた園児73人に対し42人分しか用意せず、おかずがカレースプーン1杯程度の幼児もいた
  3. 保育士を3人水増し報告していた
  4. 保護者が顔を出す時間帯以外に暖房を停止していた
  5. トイレットペーパーを保護者に持参を求めていた
  6. 私的契約した園児の保護者に監査日は登園させないよう頼んでいた
  7. 入園案内のしおりは、正規入園者用▽私的契約者用▽市提出用と3種類用意していた

なんていう話がニュースには書いてありましたが・・・・・・
 
確かに、こういった話だけを鵜呑みにすれば、この保育園はひどい所のようですが・・・・・・
私はそれよりも、

親は気づかなかったのか?

保育士はそれでよく仕事をしに来ていたな

と思ってしまいます。
逆に言うと、親が気づかない程度の問題だったので、子どもには良かったのでしょうか?
例えば、食事も粗食で健康に良かったとか、暖房・冷房を節約して自然に近い気温で体に良かったとか・・・・・・
市を通すと定員の問題で受け入れてあげられない子供を、逆になんとか受け入れてあげていたんだとか・・・・・・
考えてみると笑い話のようなことですが、親が気づかなかったわけですから、さほど大きな問題ではないのかもしれません。
 
タイトルの「子どもに対しての気の使い方」というのは、この保育園に子供を預けていた親は、何を見て、何を感じていたのだろうかという話です。
本当に問題があったのであれば、多数の親が関わっていたわけですから、何かもっと早く問題になっていたと思うのですが・・・・・
 
更に不思議なのですが、この話、園長だけが悪者にされていますが、本当に園長だけが悪いのでしょうか?
親は?保育士は?
ニュースに、
「「園児が裸足で寒そうでも、園長が来たらエアコンを消さなければならなかった」と明かしたという。」
という保育士は何者なんだろうと思ってしまう。
私には、人に対して、それも子供に対してそんなことはさすがに出来ないと思うのですが・・・・・

なんだかなあ。

時事

Posted by ymo