一つの旗の元に・・・・・とかないようですね。
いつの頃からか、日本の政党、それも野党は、無数の細かい政党に分かれるようになり、党名もころころ変わって、自民党以外の政党で何があるか、よく知らないという状態になっています。

と、少なくとも自分はそう思っています。
で、正直言って、どうでもいいちゃ、どうでもいいんですが・・・・

この記事も内容を他所で(正確にはラジオ番組で)聞くまでは、何も思っていなかったのですが、聞いちゃったら、笑わずにいられなかった。
立憲民主党の福山哲郎幹事長は15日、国民民主党の平野博文幹事長と国会内で会談し、両党が解散したうえで新党を結成する案を提示した。国民側が求める「対等な合併」に配慮する形をとり、難航する合流協議を前進させたい考えだ。平野氏は回答を留保し、党内に持ち帰って議論する考えを示した。
立憲、解党して新党結成を国民に提案 協議前進狙う
福山氏は会談で、新党名は「立憲民主党」を引き継ぎ、国民側から合流後の党名として挙がっていた「民主党」を略称にする考えも示した。
立憲民主党と国民民主党が一緒になろうっていう話し合いで、そもそも立憲民主党が国民民主党に党を捨てて合流しろよと言っていて、国民民主党はそれじゃ嫌だって言う話し合いの流れから・・・・・
対等な合併、両党が解散して新党
と言いつつ、新党の名前が「立憲民主党」にしようよって・・・・・どの口が言うんだと。
明らかにおかしいだろう!
それを対等とは言わないだろう!
対等に配慮・・・・・ってか?
配慮してないだろう! と思うのは私だけなのか・・・・・
なんだかなあ。
で、結果、

って、さあ。
合併しようって交渉していた党首が、自身は不参加って・・・・なんだよ、おい。
すっきりしな過ぎて、もはや笑うしかないと思うし、こんな合併?は、むしろイメージダウンじゃないのか?
単純に国会議員の数が増えた政党が出来れば、なんでもいいのか?
そもそも次の衆議院議員選挙て得票数を伸ばすために合併?合流?するんじゃないの?
ちょっと過去を振りかえってみたら、
合流については、昨年から話し合いが続いているようですし・・・・・
もっと言えば、立憲民主党と国民民主党は、共同会派を昨年から組んでいたそうですが・・・・・全然知らなかった。
会派とは議院内で活動を共にしようとする議員のグループで、2人以上の議員で結成することができます。会派は、同じ政党に所属する議員で構成されるのが普通ですが、政党に所属していない議員同士で会派を組んだり、複数の政党で一つの会派を構成したりすることもあります。委員会の委員・理事、質疑時間の割当てなどは、会派の所属議員数に比例して会派ごとに割り当てられます。
「政党」と「会派」はどう違うのですか
要するに、政党とは違った形で、国会で委員会の委員や理事を増やしたり、質疑応答時間を増やしたりするために、くっついているんですね。
で、もっと言えば、この会派って、
立憲・国民.新緑風会・社民(60名)
会派別所属議員数一覧

社民とかも一緒な訳で・・・・・
選挙の時は、政党でアピールをして、個々人の議員については、複数政党で推薦やら公認をして、更に国会では会派を組んで・・・・・もう、何でもありっていうか、こんなぐちゃぐちゃな活動をしていて、「うちの政党が」とか、ちゃんちゃらおかしい。
現状の政治の世界で、自由民主党以外は、正直言って有象無象と認識されていると思うのです。
本気で次に衆議院選挙で勝とうと思ったら、ひとつの旗の元に結集する位の強力なPRが必要だと思うわけです。
それが「理念」であれ「政策」であれ「人」であれ、なんでもいいわけで・・・・・・・

結局の所、それを国民に示せる力はないようですね。
立憲民主党と国民民主党と、新しい党「立憲民主党(略称:民主党)」と、何が違うかっていう話は・・・・ないんですよね。
なんだかなあ。
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