GOTOなんちゃらの不思議
GoToキャンペーンって、出だしからおかしかったけど・・・・・・
頑張れお役所・・・・でいいのかなぁ？ | なんだかなあと思う世界
5月の末には、こんな報道でした。 旅行代金が半額助成される「Go To トラベルキャンペーン」、早ければ7月開始へ 個人的には正直言ってどうでもいいやって思ってました。これは個人的事情で、あんまり旅行に行きそうもないからだったわけですが・・・・・ ところが7月に入って、周りが騒ぎ出したので、その話を聞いていると、頑張れお役所？と思ってしまいます。 …
大手宿泊予約サイトで割引上限額を1万4000円から3500円に引き下げる動きが相次いでいる
加藤官房長官「観光庁で対応を検討」 GoToトラベル上限額引き下げで（2020/10/26リンク切れ）
らしいんですが・・・・・・
GoTo割引に「異変」？1万4000円→3500円に引き下げたYahoo!トラベル・じゃらん・一休、楽天トラベルは回数制限…原因は「給付金枠」か（2021/4/11リンク切れ）
どうやら実態は、そろそろキャンペーンの予算も尽き欠けているというのが実態のようで・・・・・
素直にそう言えばいいのに。
「事業の円滑な実施に関して、観光庁で対応を検討している」（加藤官房長官「観光庁で対応を検討」 GoToトラベル上限額引き下げで（2020/10/26リンク切れ））とかいう言い方は、意味不明。
政治家って、意味不明な日本語しか言わないけど、これで察しろというのは無理というものだよね。
政府ははっきり言いませんけど、その辺の裏話については、こちらを参考にしてください。
私が推測するに、Go Toキャンペーンは「旅行業界を救う」という目的もあるわけで、リアルの店舗を抱えて従業員数の多い旅行会社にはそのぶんたくさん割り振られているのではないかと思います。
楽天トラベルやじゃらんでGoToの割引がダメでもこうすれば問題なく割引が受けられる。
それに、このサイトの情報では、
ってなことなので、この辺の情報も政府ではきちんと広報した方がいいと思うのですが・・・・・
なんだかなあ。
税金投入だって限界はあるわけですから、何でもかんでも無制限じゃあるまいし、その辺はきちんと説明しろよって思いますが・・・・
さて、同じGOTOキャンペーンでもEATの方は、更に混迷を深めていますよね。
鳥貴族錬金術なる単語までできてしまって・・・・・
Go To イート、鳥貴族の“錬金術”超えた？ 数十円の調味料のみ頼む（2021/4/11リンク切れ）
そもそも、こういう制度設計は誰がしているんでしょうかね？
最初のころは、私も「頑張れお役所・・・・でいいのかなぁ？」と、お役所の若干擁護派だったわけですが、あれから２か月も経過して、いまだに出てくる助成金の制度設計がこの体たらくでは・・・・
なんだかなあ。
鳥貴族錬金術は、
こっちだったわけで、一応対策が取られましたが・・・・。
こっちの方にも、謎の穴が開いているような気がします・・・・。
これはとある県のHPの記載ですが・・・・・
「１人あたり２セットまで」と書きつつも、「期間中何度でも購入でき」となっています。
まさかとは思いますが、１人の人が10万円分でも20万円分でも、買えちゃったりしないですよね。
どうも、できそうな気がしてなりません。
販売箇所も複数個所ありますから、いちいち購入者の重複チェックとかしそうもありません。
実はなんでそんなことを気にしているかというと、すでに飲食店の経営者とつるんで、30万円分買ってこようと計画している人の話を聞いてしまったからです。
購入も、複数個所で購入すれば、重複チェックなんてしていないから、と考えているようです。
30万円というのは、１つの店舗で、月５万円まで食事券を換金できるという情報のようです。
今10月なので、３月までだと６カ月。
６か月×５万円＝３０万円。
25％補助なので、4万円の補助・・・・・
話だけ聞くと、その飲食店の経営者は友人と結託して、30万円分利用があったと申告して、4万円もらおうとしている・・・・ようです。
初期投資24万円、６～７か月後には30万円になって戻ってくる・・・・・・。
なんだかなあ。
鳥貴族錬金術もここまで話題になるまでの間に、どれだけの人が同じようなことをしたのか、そしてこっちも・・・・・
やはり制度設計が甘すぎるとしか言いようがない気がします。
一律10万円や、持続化給付金に比べると、一部の人だけが得をするような制度設計は、どうかと思うのですが・・・・。
もはやばら撒き過ぎていて、その辺麻痺しているとしか思えませんね。
なんだかなあ。