ダム・・・・・はあ
またなんだかなぁのネタが見つかりました。
今度はダムの話です。
ダム200カ所で管理不備＝土砂堆積、治水機能低下も―検査院
要は予算が足りないのでダムがきちんと機能していないという話です。
中央高速の笹子トンネルの天井が崩落した事件の後、安倍首相が言っていた国土強靭化計画というのはどこに行ってしまったのでしょうか。
ダムを作るだけ作って維持管理する予算を計上しないというのはどういうことなんでしょうか。
洪水を防ぐため建設された治水ダムのうち、全国２００カ所以上で適切な管理が行われず、大雨に備えた貯水容量が想定より不足するなどしていることが２１日、会計検査院の調査で分かった。局地的豪雨や台風に対処できない恐れがあるとして、検査院は国土交通省に適切な対応を求めた。
ちょっとした大雨を過去最高の台風とか言って、洪水になった原因を隠していても、これでは不思議はないですよね。
なんだかなあ。
会計検査院のチェックって何の意味があるのでしょうか。
チェックして終わりでその後改善なされないのであればチェックすることに何か意味はあるのでしょうか。
民主党が八ッ場ダムの建設を止めようとしたときに、よってたかって建設を再開させたのは一体何なんでしょうか。
既存のダムの維持管理費が足りないのに、まだ新しく作るという発想は一体どこからくるのでしょうか？
こうなってくると、実は砂防ダム含め、いろいろな山で行われている工事は、崩れることが前提で行われており、崩れたらまた予算をとって直せばいいや的な流れになっている、と言う話を聞いたことがあります、が真実味のある話だと思います。
要するにきちんとした運用を考えた全体的な計画は誰も立てていないということなのでしょう。
なんだかなぁ。
繰り返しになりますが維持管理できないのであれば作らなければいいわけです。
ところが、維持管理できないのに作っている現状を見ると、結局は建設会社のために公共工事をやっているとしか思えません。
うがった見方をすれば維持管理にでは、リベートをうまく作れない＝見返りが期待できない、ということなのでしょう。
なんだかなあ