2014年11月26日

競売物件に関連していると、その当事者が、借金を返済しなかった人に関連しているので、当たり前と言えば、当たり前なんですが、いい加減な人が多いようです。

（ということは、前も書きましたが）
今回の話は、
・競売になった土地がある。
・その土地の元の所有者は、借金を残して死んだ。
・その土地は元の所有者の親戚が相続した。
・その土地には、元の所有者の息子が家を建てて住んでいた。（しかも未登記）
という話です。
まあ親父さんが借金を残して死んでいるので、土地を相続しなかったのでしょうけれど・・・・
そもそも自分の住んでいる家が未登記で、しかもその済んでいる家が建っている土地が、親戚の名義で、その親戚もどこにいるか知らない（と本人は言っている。）ような状況で、そのまま何年も放置しているなんて、正直神経を疑います。
いずれ追い出されてしまうことは目に見えているわけです。

貴殿は，本件土地上に建物を所有し占有されておりますが，本件土地の競売の際に貴殿が裁判所に対し回答した内容によれば，貴殿及び貴殿以前の建物所有者は，本件土地の所有者に対して地代を払う約束をしたことがなく，また実際に地代も支払っておられないとのことです。このような土地の使用は，法律上，使用貸借と解されます。

使用貸借によって土地を占有している場合に土地の所有者が変わると，使用貸借は土地の新しい所有者に対しては引き継がれません。したがって，貴殿は現在，本件土地を権原なく不法占拠している状態にあります。

通知会社としては，貴殿に対し建物を収去し本件土地を明渡すことを求めて訴訟を提起し，判決を得て，建物の取壊し等を行い，この取壊し等に係った諸費用を貴殿に対し請求することも可能です。

で結果としてこういう文章が送られてしまうことになります。

なんだかなあ。

本当、この人の気持ちが分からない。