windows10アップグレード-そこまでやるかマイクロソフト
基本的に土曜日はお休みです。
お休みですが、仕事場にはよく行きます。
で、その日は、すごく忙しくて、土曜日なのに、みっちり仕事が入っており、猫の手も借りたいくらいで、人の手助けをしている場合ではありませんでした。
まあ、そんな日に限ってトラブルが発生します。
「ちょっと、来て、なんかパソコンが勝手に動いていて・・・・・・」
ええと、ここで簡単に解説。
別にパソコンは勝手に動くことはありません。
これは、私の出入りしている会社の方のパソコンに関するリテラシーが低いだけなのですが・・・・・
なんだかなあ。
このくそ忙しい時にとは思うのですが、まあ私も人が良いので放置しておけません。
それでも、最近は「ラインとかあるだから、写真送ってよ」ということもあるのですが、その人に、それを説明するのも面倒くさいような人だったので、取りあえず、現物を見に行きました。
これを見て愕然としました。
まさか10にアップグレードするなんらかのボタンを押すなんて・・・・・・
windowsのバージョンについては、色々な考え方があるでしょうけれども、
新しいバージョンはそのバージョンの噂が出回るまで、アップグレードには手を出さない
というか、パソコンは買った時のままのwindowsのバージョンで使うべきだ
というのが私の信念です。
過去もそうでしたが、windows10については、アップグレードで数多くのトラブルが報告されています。
これはググれば簡単に見つかります。
ですから、必要性がなければ、アップグレードするなんて、時間の無駄、チャレンジャーというより破滅者としか言いようがありません。
ところが、windows10は、マイクロソフト社の陰謀(?)で、自動的にアップグレードを推奨してきます。
中には、無料を強く打ち出して、なんのPCの知識もない人には、さもそれが良いことのように錯覚するような画面が出てきます。
「無料」「期間限定」、何も知らなかったら絶対にアップグレードしますよね。
ですから、この会社の人達にも聞かれるたびに、「絶対にアップグレードなんてしないでください。したら、何が起きるか分からないし、責任取れませんからね。」と口をすっぱく言ってきました。
だから、思ったわけです。
「あんなにアップグレードしないように言っていたのに」
ところが、話を聞くと、どうも何もしていないようなのです。
最初は半信半疑でしたが、アップグレードをなんとか途中からでも回避しようと思い調べていたら、
2016年3月上旬に配布された更新プログラムではこのアップグレード機能がより強化された。ユーザーがほとんど何もしなくても、Windows 10へのアップグレード作業が自動的にスケジューリングされていたり、気が付いたらWindows 10にアップグレードされていた、というケースもある(更新プログラムをすべて自動適用するようにしていた場合)。
本当は、ユーザーが許可しない限りアップグレードされることはないはずなのだが、「Windows 10を入手する」アプリの操作方法は分かりづらく、アプリ画面を閉じたつもりの操作が、実はアップグレードを許可したことになっていたりする。特に初心者の場合は、間違って(何でも)許可していたり、ずいぶん前に予約して忘れていたりすることもある(もっとも、本当に何もしていないのに自動アップグレードされたという報告も多数あるようだが)。
参照:Windows UpdateによるWindows 10へのアップグレードを「ブロック」する方法 (1/2)
な、な、な、なんと、windows updateが自動更新になっていたりすると、windows10の自動アップデートが勝手に始まってしまうことがあるようなのです。
なんだかなあ。
さて、まあ始まってしまったものは仕方ありません。
まさかハードディスクが動いている途中で、電源切るなんて暴挙はできませんから、どうやって止めればいいんだと調べてみたら、
すでにアップグレードが始まってしまった場合
アップグレードを拒否できるタイミング (ライセンス条項に関するダイアログ) は、アップグレードのかなり後半で登場します。
Windows10のダウンロード → インストール → 再起動など、1~2時間が経過してアップグレードがほぼ終了した段階で「これは法的文書です」という画面が表示されます。
アップグレードをキャンセルするには、ここで「拒否」を選択します。
もう一度「拒否しますか?」と確認されるので拒否。
「元のバージョンに戻しますか?」と聞かれるので「はい」。
これで元のOSに戻りますが、元に戻るまで1時間前後かかります。
「戻る」ボタンではキャンセルできません。
キャンセルのタイミングは、Windows10へのアップグレードがほぼ終了するまでありません。一度アップグレードが始まったら、キャンセルできるまで90分、拒否してから元に戻るまでに1時間待ち、という感じです。
拒否すると「PCが使えなくなってしまいそう」というイメージを持つかもしれませんが、OSを元の状態に戻すにはこの操作をしなければならないようです。
情報源: 勝手に予約されたWindows10へのアップグレードをキャンセルする方法: 2016年3月版
まあ、ひどいですね、マイクロソフト。
まさか完全な自動アップデートを仕掛けてくるなんて。
これは非合法ではないのでしょうか?
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