マイナンバーカードは身分証明証にはならない?

2020年6月26日

ええと結論から言うと、ブラフです。嘘です。

マイナンバーカードは身分証明証になります。

%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-1-min
例として、こちらは那須塩原市のサイトです。
情報源: 本人確認のための身分証明書 |那須塩原市

でも、色々落とし穴がありすぎて、笑えます。

情報源: 本人確認書類に個人番号カードを使ったら拒否された話 – Togetterまとめ

こちらは郵便局の担当者の無知というか情報不足で、拒否られた話です。
で、そりゃ郵便局の担当者は可哀想だよなという証拠がこちら。

情報源: 本人限定受取 – 日本郵便
%e5%90%8d%e7%a7%b0%e6%9c%aa%e8%a8%ad%e5%ae%9a-1-min
このサイトには「個人番号カード」とありますが、そもそも「個人番号カード」ってなんぞや?
実は正式名称は「個人番号カード」で、「マイナンバーカード」は通称なんだそうな。

なんだかなあ。

あれだけマイナンバーで宣伝しておいて、カードの正式名称は「個人番号カード」って・・・・・・おまえなあ。
そりゃ郵便局の担当者が間違えるのも無理はないさ。

で、「マイナンバーカードは身分証明証にはならない?」と思いたくなるのは次の点。

マイナンバーカードは身分証明証になるが、マイナンバーは身分証明として提示させてはいけない

なんじゃそりゃ。
マイナンバーカードはそもそもマイナンバーが書いてあるから、マイナンバーカードなんであって、それなのに、マイナンバーは提示させてはいけないって・・・・・

なんだかなあ。

これやもう制度として欠陥でしょう。

12月12日に東京・新宿にあるライブハウスで、深夜公演入場の際、来場客に身分証明書の代わりとして「マイナンバー(個人番号)」の提示を求めたことがニュースになりました。
同ライブハウスではすぐに誤りに気づき、公演の翌日にTwitterで謝罪しましたが、このまま間違った対応を続けていたら、罰則が科せられるだけでなく、企業としての信用問題にも発展していたかもしれません。

そう、罰則規定まであるんです。

結論からいうと、マイナンバーでの本人確認はできませんが、
マイナンバーが記載された「マイナンバーカード」であれば、本人確認を行うことができます。

意味わかんないし。

マイナンバーカードなら本人確認ができる
  ↓
マイナンバーカードには、マイナンバーが記載されている
  ↓
マイナンバーで、本人確認ができる

こう思うでしょう。普通。

× マイナンバーの提示で、身分を証明することはできない。
× 企業・店舗が、お客様にマイナンバーの提示を求めることはできない。
× 全世帯に配達される「通知カード」は、身分証明書として使えない。
○ 顔写真付きの「マイナンバーカード」は、身分証明書として使える。

kojinbango_card_omote-min

× マイナンバーの記載された裏面のコピーは取れない。
× マイナンバーを書面に書き写すことはできない。
○ 氏名、住所、生年月日、性別が記載された表面のコピーは取れる。

kojinbango_card_ura-min
情報源: 「マイナンバーの提示」で本人確認はできません | 中小企業のマイナンバー119番

あああああああ、もう絶対制度的欠陥ですって。
よく身分証明証として免許証のコピー取りますねって、簡単に取ってるじゃないですか。
それも表・裏、両面コピーしたりしますよね。
あれと同じことしたら、違法って、どんだけ~~~~~

法律

Posted by ymo