「もんじゅ」技術的に廃炉のめどは全く立っていない

2020年8月12日

「もんじゅ」こういうことこそ怒れよ
続-もんじゅについて
に続きまして、第3回目でございます。

福井県の高速増殖炉「もんじゅ」について、政府は今月中に廃炉を正式決定しますが、その一方で、技術的にもんじゅを廃炉にするめどは全く立っていないことが分かりました。


あははははは。

なんだかなあ。

まあね、そりゃ廃炉にすることを前提にしていないというのも分かりますよ。
でもねえ。
なんか廃棄物として捨てられないだけではなく、そもそも「廃炉」というか、解体出来ないものを作ってしまう技術ってなんなんだろうと思ってしまいます。
世の中ってそんなものだらけなんでしょうか?
恐ろしくなります。

こうなってくると、巨大建造物とか、将来どうするんだろうとか心配になるのは私だけでしょうか?
阿倍野ハルカスとか、レインボーブリッジとか、東京タワーとか、将来どうするんでしょうか?
ああいった建造物はまだ物理的には解体可能なので、気にしていないのでしょうか?
と、妄想は広がってしまいますが、それはさておき。
 
もんじゅですよ、もんじゅ。
廃炉するめどが立たないものを、廃炉を決定って、なんか矛盾していますが、要するに廃炉したいから、これから廃炉に向けた技術開発をするっていうことのようです。
そりゃそれでいくらつぎ込めば廃炉出来るかなんて、分からないというのは理解できますけど。
なんだかなあ。

で、もって12月21日に、
情報源: もんじゅ廃炉が正式決定 新型高速炉の開発には「国民合意ほど遠い」と批判も
となりました。
正式に廃炉することは決定し、でも新型高速炉の開発はまだやるって・・・・・・
つまり、

  1. もんじゅは廃炉にする
  2. すぐには廃炉できないので、もんじゅは維持管理する
  3. 廃炉する研究施設もつくる
  4. 別の新型高速炉の開発をする

って、2倍返しならぬ3倍返しってことです。
どんだけ、研究開発に金つぎ込むんだよって感じです。
研究開発が常に成功しないことも理解しますが、とにかくやめることの出来ない研究開発を、続けていいのかどうかについては、検証の必要はないのでしょうか?
日本の、いや世界のエネルギー需要に関する状況は、数十年前と大きく変化している中で、数十年前に決定された亡霊が、存続・継続していていいのでしょうか?
なんだかなあ。
 
(追伸)
で、この記事を書き終わったら、以下のニュースを見っけました。
情報源: <もんじゅ廃炉>「断腸の思い」所長が訓示 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
そりゃ働いている人からすれば断腸の思いかもしれませんが・・・・・
よくよく読んでみると、現在も450人働いているとのこと・・・・・(絶句)
450人ですよ、450人。
毎日毎日何をやっているんだろうとか、本人達は思わないのか本当に不思議です。
研究開発だと思って携わっている人がほとんどならまだしも・・・・・・

なんだかなあ。

時事

Posted by ymo