森友学園への国有地払い下げ-2

2017年3月12日2020年7月11日

森友学園の話ですが、なんだか壮大な話になってきてしまっています。

前回：森友学園への国有地払い下げ
色々出てきて、よく分からなくなって来ましたので、自分なりのまとめをしてみました。
（でも結局あんまりまとまってないんですけど。）

基本ここまでこじれているのは、やはりなんかあるからとしか思えない不自然さがたくさんありますね。

なんだかなあ。

売却した土地の値段は適正なのか？

全ての発端はここであって、なんか教育勅語がどうとか、理事長の人格がどうとか、なんだか広がりすぎてよく分からない話になっています。
ただ、ひとつひとつは、どうも掘り下げが少ないんですよね。
土地の値段の問題なんだから、以下のような話が出てきて、きちんと議論されてしかるべきだと思うのです。
しかし、なかなか出て来ていないような気がするというか、この辺の認識についてきちんとしないとなあという感じです。

周辺土地相場の話（2010年に豊中市は国から本物件の東側隣地（やや大きめ）を14億2300万円で購入)→ここにゴミがあったのかどうかよく分からないけど。

上記のツイートにもあるように、産業廃棄物の処理費用の見積もりが適正だったのかどうか？→最初にきちんと官僚が説明しなかったので、なんだかなあと思っていたら、ちゃんと費用の見積もりがその後出てきた。これについて、感覚的に不適切という話しか出ていないような・・・・

そもそもそんなにゴミが埋め立てられている土地を、学校法人に売らなければならなかったのか？その辺の説明はあまりないような気がする。

『このあたりは４つ池があったんや。おぼれて死んだ人もいるくらい深い池やったんやけど、処理できなくなったゴミを豊中市が池に捨てた。昔は今ほどゴミの分別もできていなかったから何でもほかしてたわ。そこを業者が買い取ってアパートや文化住宅を建てた。その後、伊丹空港にＢ滑走路が出来て、騒音問題で立ち退きが始まって空き地になったんや。そりゃ掘ったらゴミ出るにきまっとる』
引用　https://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/656992/
情報源: 森友学園の癒着疑惑！橋下徹沈黙の理由は松井大阪府知事も関係している？ – yellow card

伊丹空港の騒音問題で立ち退きさせといて、そこに小学校を作るってどうなのさ？

政府答弁には、まだまだ不可解な点が多い。

「28年3月に新たに埋設物が発見され、現物を確認したが、民法で土地の貸主は使用に適した土地を提供する義務があるので新たに発見された埋設物は土地所有者の国が対応する必要、瑕疵がある」→いやいやゴミが出てくるのは当たり前っていう状態は周知の事実では？
「仮にこの森友学園が学校開設が迫り、着々と建設が進んでいる中、生徒募集している中、国が埋設物の撤去に時間がかかり、それが原因で開校が遅れる、開校できない事態になった場合、国は契約相手の森友学園から損害賠償の訴訟を起こされることがあったと考える。」→認可も降りていない学校が、着々と学校を建設していて、生徒募集までしているって、その時点でおかしいと思うは私だけ？そもそも埋設物がありそうかどうかは、前々から分かっていたはずだし。答弁にも「ご指摘の浅い部分にあった埋設物については、この土地を貸し付ける前から事前に国土交通省の調査でわかっていて、それを評価した上で賃料を設定している。」とありますけど・・・・
「森友学園には一切お金が回っていかないし、得になるという事はないという仕組み」とあるが、10年期間を経過したあとは、仮に埋設物の処理をしていなくても、売却できるよう。つまり埋設物を気にしないで利用できれば、それだけの価値があるということになる。そして、深さ3.8Mというかなり深い部分まで、処理する費用が計上されているけど、そんなに深い部分まで処理しないで使えばいいじゃんという話はないの？

情報源: 【森友学園疑惑はﾌｪｲｸﾆｭｰｽ】　西田昌司議員「『8.2億の値引は大きな政治的な力！』という疑惑は思い込み」　【国会中継】: テレビにだまされないぞぉⅡ