メディアの底の浅さ-AbemaTVの赤字について

2020年7月1日

メディア報道の底の浅さについては、常日頃このブログでも、嘆いているところではありますが・・・・・・


情報源:「1年で200億円の赤字」――藤田社長が投資するAbemaTVの“謎”

サイバーエージェントがやっている事業のAbemaTVが1年で200億円も赤字を出しているという記事なんですが・・・・・
赤字はそりゃ、黒字に比べれば見栄えは悪いですよね。

でもその内容の把握もなく、ただ単純に赤字と報道するメディアの姿勢に疑問を感じるのです。
そんなにメディアって、ただ扇動することだけが楽しみなんでしょうか?


例えば、赤字の内容、例えば何にそんなに費用をかけたのか位は把握したいと思うのが、普通だと思うのですが、どこにもそんなことが書いてありません。

え?何?そんなことメディアの人間は理解するのも面倒くさいってか?
自分で決算報告を取り寄せろって・・・・・・

なんだかなあ。


そして、赤字赤字って騒ぐけど、例えば、開店1カ月目のラーメン店が赤字でも騒ぐか?

広告宣伝のやり方や店の営業方針によっては、開店当初は赤字の場合もあるでしょう。
それも経営の仕方です。

そもそもAbemaTVが、いつから始まって、いつまでに黒字にするなんて、言っていて、それより遅れていることについて、騒いでいるのであれば、まあ理解はできますが、そうしたことも書いていない。

ほとんどどの報道を見ても、ただ「赤字」とだけ。
それで「謎」って・・・・・おまえの頭の方が謎だよとか思ってしまうんですけど。

なんだかなあ。

ネットにしてもやっぱり運用しているのは人間な訳で、こんな底の浅い情報ばかり発信していれば、逆の情報を発信するなんらかのメディアが台頭してこないとも限りませんね。

そういえば、アメリカの新聞や雑誌は既に速報性から撤退して、専門性を売りにしているという話もどこかで読んだ気がしましたが・・・・・

時事

Posted by ymo