何が悪いことなのか

2021年3月8日

時代の流れっちゅうか、世の中何が悪いことなのか、いまいち錯綜しています。

新型コロナウイルスの感染拡大で減収した個人事業者や中小法人を支援する持続化給付金を巡り、受給者が自主的に返還した給付金の総額が、全国で64億3700万円に上ることが6日までに、中小企業庁への取材で分かった。返還者は「誤って申請した」などと返還理由を説明しており、中には不正受給したと話す返還者もいるという。

持続化給付金の自主返還、全国で64億円 沖縄でも相談相次ぐ 「不正受給」理由も(2021/3/8リンク切れ)

「返還希望者がコールセンターに不正を告げても、捜査機関に通報するようなことはしない」と強調する。

持続化給付金の自主返還、全国で64億円 沖縄でも相談相次ぐ 「不正受給」理由も(2021/3/8リンク切れ)

これに対して書き込みで、

っていうのがある訳で・・・・・

何が言いたいのかというと、これは詐欺にならない(可能性)があるわけですよね。

私はこの指摘をしている人が正しい!詐欺になるべきだ!とか言いたいわけではないんですがね。

まず第一にこれ(持続化給付金を騙し取る)は詐欺には問われない、というか、あまり大きな批難を浴びる話題になっていない気がします。

お笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建さんへの不倫バッシングが再燃した。ドイツ出身のコラムニスト、サンドラ・ヘフェリン氏は「渡部さんに拒絶反応を示す日本人が多すぎる。『トイレ不倫』はそこまで責められるべきものなのか」という——。

「これはただのイジメだ」渡部建さんを"渡部アレルギー"と拒絶する異常な人たち

で、この件、つまり渡部健さんの不倫については、ひどくバッシングする人たちがいるわけで・・・・。

これって法的に何が問題だったの?ってな感じがするわけです。

妻を裏切ったんだから、法的には問題なくても、ひどい行為だ!

そりゃそうですね、はい。

第二に、これ(渡部健さんの不倫)は、マスコミ(が全てとは思わないけれども)が大きな話題として非難を浴びせている。

そして、ちょっと前になりますが、河井夫妻選挙違反事件。

河井夫妻選挙違反事件(かわいふさいせんきょいはんじけん)とは、2019年7月21日の第25回参議院議員通常選挙広島県選挙区河井案里が初当選した背景に、夫で衆議院議員で元法務大臣河井克行と共謀して大規模な買収が発覚した事件である。この河井夫妻は公職選挙法違反で2020年6月18日に逮捕された[1]

河井夫妻選挙違反事件

で、私が焦点を当てたいのは、河井夫妻からお金をもらった人達のこと。

公職選挙法(昭和二十五年法律第百号)
(買収及び利害誘導罪)
第二百二十一条 次の各号に掲げる行為をした者は、三年以下の懲役若しくは禁錮こ又は五十万円以下の罰金に処する。
 第一号から第三号までに掲げる行為をさせる目的をもつて選挙運動者に対し金銭若しくは物品の交付、交付の申込み若しくは約束をし又は選挙運動者がその交付を受け、その交付を要求し若しくはその申込みを承諾したとき。

https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=325AC1000000100

公職選挙法には、受け取った側にもちゃんと法律違反だよと記載されているにも関わらず、河井夫妻の一見では、受け取った人達が罪に問われることはなさそう。(という報道がないけれど。)

これが3つ目。

公職選挙法に違反して、選挙応援目的で金を受領しても、違反に問われない。

というか、それほど騒ぎにもなっていない。

別に民意が全てだとは思わないし、マスコミの報道姿勢が民意を反映しているとも思わないけれども、なんか色々とずれている気がする。

なんだかなあ。

事案法的判断批難
嘘をついて100万円、ないしは200万円を騙し取る違法問われないされない
不倫をした違法ではない?問われないされる
当選応援目的でお金を受け取る違法問われないされていない?

私の個人的主観での内容まとめではありますが・・・・・

なんだかなあ。

法律が世俗と離れているのか、それとも法律を無視して世俗がつき進んでいるのか・・・・・これで法治国家とは言えないよなぁ。

法治国家=その基本的性格が変更不可能である恒久的な法体系によって、その権力を拘束されている国家。であり、国家におけるすべての決定や判断は、国家が定めた法律に基づいて行う

時事,法律

Posted by ymo