可哀そうな大学生

今日、採用面接をしました。
今年の春、大学を卒業する男性でした。

こんな場末の零細中小企業に、大学生、それも新卒が面接に来ること自体、異例です。
何せ、過去30年間なかったことですから。

正直言って、田舎の零細中小企業に、新卒の大学生が来ても、使い物になりません。
というか、使い物になるまでの半年とか1年とか雇って遊ばせておくほど余裕がないからです。

お手伝いさんも会社には必要ですが、大卒・新卒は、お手伝いさんにはどうなんでしょうか?

さて、「可哀そうな大学生」というのは、そこではなくて、コロナ禍で、薄々聞いていた実態を、大学生から聞くと、うすら寒い気持ちになりました。

聞いた話では、

ここ1年、大学に行ったことがない。(構内に入らないで、1年間過ごせてしまうということ。)

1月23日に卒業論文発表会があるが、それもZOOMで行われる。

その後、大学の行事は予定がなく、卒業式の中止も発表されており、この後、大学に行くことなく、卒業出来てしまう。

のだそうです。

いやいや、薄々聞いていましたが、それって大学生なのか?という感じです。

普通の4年生大学ですからね。

通信大学かよって思っちゃいます。

なんだかなあ。

この人は大学2年生の冬休みから、コロナですけど、この先はこういう大学生がここ数年大量に卒業するわけで・・・・。

元々4年生大学ってなんなんだろうと思っていましたけど、大量の訳の分からない人間が社会に排出されるわけで、コロナの影響って、後々の世の中にひどく影響するんだろうなぁと、こういう所からも思ってしまいました。

しかし、人から聞くより、直接本人から聞く方が生々しいです。

時事

Posted by ymo