藤巻健史著☆迫りくる日本経済の崩壊

藤巻健史著、迫りくる日本経済の崩壊という本を読みました。
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要は、現在の日本は、借金が多すぎて、金利が上昇すれば、財政破綻してハイパーインフレになり、庶民が大変苦労する、というような本です。
日本借金大国2013年と破綻
220ページある本なのですが、同じような内容が、何度も出てきて、内容的には薄い本です。
どうしてこの本を、買おうと思ったかたかと言うと、最近株式投資をちょいちょいとやるようになりまして。
なので、少しマクロ的な観点の情報を得ようかなという思いと、この藤巻さんの本は、結構センセーショナルな書き方が目立つので、一度読んでみようという思いにかられていたからです。

日銀による国債購入の約束は、今年の12月まで、日銀が国債の買いをやめれば、国債と円は、暴落し、一気にハイパーインフレになる。

という文字が表紙に書いてあったからでもあります。
で、繰り返しになりますが、確かにその通りなんでしょうけれども、本の内容に期待していた私は、非常にがっかりしました。
それ以上の事は何も書いていないからです。
一見、どうしてそういうことが起こるのか、ということについて、書いているように、見せていますが、いずれは、破綻するという、非常に残念な内容です。
それはそうです。
このまま、日本の財政赤字が、無尽蔵に増えていって、それに対して、無尽蔵に日銀が国債を買いましていくと言う事は、確かに考えられないでしょう。
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そういう意味で言うと、誰にでも書ける本だと言うことができます。
なんだかなぁ。

時事

Posted by ymo