待機児童ゼロのお話
待機児童(たいきじどう)とは、子育て中の保護者が保育所または学童保育施設に入所申請をしているにもかかわらず、入所できない状態にある児童をいう。
待機児童がいると、親(特に母親)が働けない、ないしは、制約を受け働きづらくなるという問題のことですが・・・・・
待機児童が多いから問題ということで、待機児童を減らそう的な話になっていると思います。
自分の子供も一番下が現在小学校1年生。
保育園や幼稚園の年齢の時は、特に敏感に感じていましたが、地方都市である私の住んでいる市では、早めに申し込んでおけば、まず保育園に入れないということはないようですが、時期が遅れると、結構探すようです。
で、待機児童がゼロであると宣言した都市があります。
それは横浜です。
平成25年4月1日現在で0人となっています。
ところが、結構びっくりするのは、実際には0人ではなかったという話です。
詳しくは、書籍「『子育て』という政治」に学ぶ、横浜市の「待機児童ゼロ」の残念な実態
0人と発表して0人ではないというのは、無理のある話ですが、待機児童という言葉の定義に裏があるんだそうです。
- 家で求職活動している人の場合は「待機児童」に含まれない
- 保育園に入れられないから育休を延長した場合も待機児童に含めない
- 入所する保育園を選んでいる場合は、待機児童に含まれない
主な定義でおかしいのがこれだけあり、細かく言えば、まだまだ除外する定義があるんだそうな。
なんだかなあ。
本当、お役所仕事ってひどいですよね。
あるものをないようにするために言葉の定義をいじくって、普通の意味とは違うものにしてしまう。
恐ろしい話です。
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