マンション管理組合の会計について考える

マンション管理組合というものがあります。
マンションが区分所有だと、その所有者全体の集合体として、マンション管理組合というものが出来上がります。
マンションを買うと、管理費と修繕積立金というものをたいてい支払いますが、その行先が、マンション管理組合となります。
 
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でも、マンション管理組合は法人格を持てる、つまり法人になれるそうですが、なれるということは、法人になっていないマンション管理組合もたくさんあるということです。
一方、法人になっていれば、間違いなく、決算申告ということが必要になるのですが、法人になっていない場合、決算申告は必要なのでしょうか?

収益事業がなければ、申告しなくても良いようです。

今回のなんだかなあは、この曖昧さなんです。

なんだかなあ。

日本の税金システムは申告納税制度と言って、収益があれば申告してくださいよ。納税は日本国民の義務ですからねっという制度で成り立っていることは理解できます。
でも、収益事業があるかないかの判定も細かく調べていくと、非常に細かい問題となります。
この細かい問題を、法人格がなく、主体性が不明瞭な任意団体である、マンション管理組合に任せるというのは、どうなんでしょうか?
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プロの管理組合専用の法人がしきっているマンション管理組合なら問題ないでしょうけれど、そうでない場合はどうするかについては明確な法律があってしかるべきだと思うのは、私だけでしょうか?
上の絵のような本当の意味での区分所有者が集まってやっている組合があった場合は、申告どうしようなんて難しくて困ると思うのですが・・・・・

なんだかなあ。

法律

Posted by ymo