療育手帳(判定B)って微妙

2020年10月2日

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療育手帳とはなんぞやで、療育手帳については、簡単に触れましたが・・・・・

そもそも(身体)障害者手帳と違ってものすごくなじみがない。

更にうちの子供はB-2判定。

最重度:A、(その他の例、1度、A1、マルA)
重度:A、(その他の例、2度、A2、A)
中度:B、(その他の例、3度、B1、B)
軽度:B、(その他の例、4度、B2、C)

びっくりすることに、国の判定はAかBかで、このように4ランクに分けているのは県ということらしい。

なんだかなあ。

障害者手帳でも重度と軽度では、受けられる施策にかなりの差があるのだけれど、療育手帳でもBランク(つまり軽度)なんて、特典がかなり薄め。

よく障害者手帳が発行されると、年金もらえたり、色々な料金が安くなったりするのは、ほとんどが重度の障害者。

療育手帳でもAランクでないと、はずれが多くて。
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より厳密に言えば、うちの子供はまだ8歳。

したがって、本人が何かするということはほとんどない。

Bランクでも本人が運転して高速を通るとか、本人主体であれば、色々割引になるようなのですが・・・・・

あんまり受けられる補助が少ないので、療育手帳を持っていること自体、忘れそう。

療育手帳で駐車禁止が除外に、駐車禁止除外標章 → Aランクのみ
情報源: 療育手帳で駐車禁止が除外に、駐車禁止除外標章 – 療育手帳がやってきた!

療育手帳で、高速道路、有料道路が半額に。→ Aランクのみ
情報源: 療育手帳で障害者割引、高速道路が半額に – 療育手帳がやってきた!

療育手帳で割引となるというと、JRとか地下鉄とかバスとか飛行機とかの公共交通機関ですが、地方に生きていると、あんまり利用しないんですよね。

JRは5割引き(乗車券だけ)ですから、結構いいんですけど・・・・

情報源: お身体の不自由なお客さまへ>障害者割引制度のご案内:JR東日本

Aランクなら、介助者(つまり親)も割引になったりするんですが・・・・・・

ですから、たまにJRとか飛行機とかで旅行に行こうと思うと、役に立つのではあるのですが・・・・・
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そんな中、療育手帳Bランクでも神対応の条件のものを発見しました。
①JRの定期券
条件:第2種知的障害児(12歳未満)と介護者1人 → 全線50%割引

・・・・・でもまあ、都会じゃないと定期なんて作らないしなあ。

②バス
条件:第2種知的障害児(12歳未満)の時、ご本人及び介護人 → 運賃5割引
情報源: 運賃について | 運賃・各種割引乗車券/制度について | 路線バス | バス情報 | 利用者の皆さまへ | 神奈川中央交通

これはすごいですね。
例えば、高速バスに乗って、大人1人子供1人合計3,000円だったら、1,500円になるのですから。

でも、まあ難癖をつければ、この辺は、交通機関の会社の規定だったり、窓口の人の理解だったりするので、本当に面倒。
例えば、とあるバス会社で、上記に介護人を5割引きにするかどうかという話も、「当社において介護の必要を認める場合」とあるのですが、これって漠然としていて感覚論ですよね。

療育手帳でも判定を受けて、ランク付けまでされて交付を受けるのに、それに対しての様々な特典というか割引というか施策というかが、全てそれぞれの会社まかせ、さらには細かい内規や、担当者の理解によって左右されるというのは、どうなんでしょうか?

なんだかなあ。

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でもまあ、新宿のバスターミナル(バスタ)では、本人及び介護人(私)のバス料金は、50%になったということだけは確かなので、あんまり文句も言えませんかね。