投資詐欺はなくならない

2020年7月1日


情報源: みんなのクレジット、自転車操業の驚愕実態 | インターネット | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準
またか・・・・という感じである。

超低金利下、年率2ケタで回る濡れ手で粟の投資などそうあるはずもない。だが、うまい話は浮かんでは消え、憂き目を見る者が後を絶たない。

重ね重ねまたかという思いでいっぱいになる。

なんだかなあ。

 
年利14.5%だそうだ。

今時安定的に年利14.5%で回収できるなら、他人に公開するはずもない。

他人のお金に年利14.5%支払えるなら、それを商売でやるには、それ以上の利回りである。

そこにはなんらかの制限や危険があることをどうして、投資する人は理解しないのか、それこそ理解に苦しむ。
(私個人としては、月1%、年間12%投資先があるには、あるが、それとても色々と制限がある。って余計な話か。)

 
確かに14.5%ならありそうな話ではある。

しかしながら、この超低金利の世の中でそれだけの利回りが出ることに、疑問を感じ、様々な確認を行って初めて投資できるとは思うのだが・・・・・・どうもこういった詐欺にひっかかる人はそうでもないようである。

みんなのクレジット、自転車操業の驚愕実態 | インターネット | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準にも書いてあるが、ちょっと調べれば自己破産したとか、様々なグループ企業があるといったことはすぐにネットで検索できそうである。


結局はこうした詐欺にひっかかる人は情弱(情報弱者)なのだろうか?

情報弱者は情報を自分で調べないで行動するから情弱なのだから、これも仕方ないというところか。

すると、どうして情報弱者の人は、こうした投資詐欺にひっかかるのか、理解しがたいところだ。

自ら情報を調べられない人が儲けられるはずもないという、基本的な概念は、世の中では一般的ではないのだろうか?

 
商売とて情報は必要不可欠なものである。
こちらで1円で売っているものを買ってきて、別の所で2円で売るのは、そうした相場を分かる情報を持っているからなのだが・・・・・・。
自分の理解を超えるものに投資をする人の気持ちが理解できない。
 
みんなのクレジット、自転車操業の驚愕実態 | インターネット | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準では、フィンテックブームに水を掛けることになると書いてあるが、フィンテックとは、ファイナンスとテクノロジーを掛け合わせた言葉であり、この程度の稚拙な投資詐欺がフィンテックブームに一翼を担っていたとなると、それは最早完全な虚構であることを、普通の人も感じ取ることなので、ブームはすべからくして終わることになるだろう。
 
テクノロジーが入って、投資詐欺に使われるのでは、ブームが終わっても仕方ないだろう。
所詮テクノロジ-も、人間が使う道具であって、人間の根本は変わらないという所か。

なんだかなあ。

時事

Posted by ymo