雇用調整助成金ぶっちゃけ話
ええと、本日(6/8)に社会保険労務士の方と話す機会がありまして・・・・・
雇用調整助成金の話がおもしろかったです。
(その先生に取っては悲しい話なんですが・・・・・)
おんなじ会社で同じ期間で4回も申請をしなおした話・・・・・
国はよかれと思ってコロナ対策で、ばんばん制度を変更しているそうですが、それについて、早く申請してしまったために、こんなことが起こったそうです。
真面目にやっている人が可哀想ですね。
社会保険労務士の方ですから、複数社担当しているのは当たり前。
それが申請を出しに行くと「あ、これ申請内容が変わってます。」と一言言われ・・・・・
内容を確認すると、前に出している所も出しなおさなければと・・・・それで現在最多で4回申請の出し直しだそうです。
まあ混乱どころではないようですが・・・・
一番頭に来たのは、出しに行った書類が簡略化されて、必用ないって言われた時だそうです。
泣けてきます。
(2020年4月29日日本経済新聞社)
4月29日に日本経済新聞社より、『雇用調整助成金、申請後押し 社労士の連帯責任解除』の見出しが報道されました。
厚生労働省は企業が支払う休業手当に国が資金支援する雇用調整助成金を巡り、企業の申請書類に偽りなどがあった場合に社会保険労務士にも連帯責任が課される規定を特例的に解除する方向で検討に入った。休業に追い込まれた外食・サービスなど小規模企業の多くは法定書類を作っておらず、罰則を恐れる社労士が二の足を踏み、申請の壁になっているためだ。
結局連帯責任のまま
今日聞いた話では、この点はまだ何も変わっていないとのこと。(ほんとか?)
雇調金へ緊急提言 連帯責任問わない運用を 知事会NEW
『雇用調整助成金』の労働関連ニュース
全国知事会は雇用調整助成金の申請代理をした社会保険労務士に課される連帯責任について「問わない運用が明確になるよう周知の徹底を図るべき」とする緊急提言をまとめた。 雇調金を不正受給した企業の申請代理をした社労士は、企業と連帯して返還する義務を負う。
大々的に報道したのに、未だに変わらない点は変わっていない。
なんだかなあ。
正直言って、休んでいるって言われれば、その通り出すしかないよね。
いや、かなりぶっちゃけられてしまいました。
従業員に給与を払っているのは帳簿で分かる。
でも、休んでいるかどうかなんて、タイムカードを押していなければ、分からないよ。
だから、嘘をつかれても、よっぽど裏どりしなければ、分かるわけないじゃん。
だそうだ。
数年度に大規模な調査が行われたりすれば、どうなることやら。
ところがこの関係の書類保管期間は3年なんだそうだ。
3年逃げ切れば、もう分からんということなんだろう。
記録の保存期間
記録の保存期間
労働関係の法律→「3年」
社会保険関係の法律→「2年」
フォーマットのひどさに頭にくる
このブログでも2017年1月に指摘しましたが、未だにこれなんだそうだ。
神エクセル | なんだかなあと思う世界
神●●というと、●●について素晴らしいとかそういうことになるわけれだけど・・・・・ この神エクセルというのは、ちょっと違って、半分はすごいという意味なんだけど、半分は馬鹿にしている感じの話です。 情報源:「神エクセル」が役所ではびこる理由 で、この「神エクセル」というのが何を指していて、どういう問題があるかについては、こちらを読んで下さい。 神エクセル(ネ申エクセル)とはどんな意味? …
簡単に言えば、結合をいい加減に使うから、フォーマットが変わるとコピーできない!
つまり、フォーマットが変わる度に、一から入力しなければならない部分が必ず出てくる!とのこと。
なんだかなあ。
そりゃ怒るよね。
雇用調整助成金の馬鹿話については、後日またあればアップしたいと思います。
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