ウグイス嬢の話-公職選挙法の不思議

8/28現在、googleで「ウグイス嬢 選挙」と検索しますと、2.3.5番目は、元参議院議員の河井あんり氏に、ウグイス嬢に対する公職選挙法のウグイス嬢に対する報酬規定違反の問題が出てきます。

河井あんり(妻)氏と旦那(も元議員)の話はもっと別の、買収等(収賄)に対する話が最終的には大きくなっておりますが、元をただせばウグイス嬢の話が先だったとか・・・・・・
昨年からの話かな。

正直言って、議員さんなんて、地方自治体だろうが、国だろうが、やってることはさして違いがないので、何を今更っていう感じがいつもしていますので、特にブログでも取り上げる気力もないわけですが。

なんだかなあ。

昔、もう10年とか20年とか前に、選挙の、それも中枢となる方々のお手伝いをさせて頂いた時に、まあ色々入ってくる情報を目の当たりにして、ぶっちゃけ「清き一票を」とか、どの口が言うのかと、呆れていたことを今でも鮮明に思い出します。

何事も裏から見ると、よくないなと。

当時、人を呼んで、お酒を出して、食事を出すのもまずいと言いだしていた時代・・・・・当時ですら、ダイレクトにお金を渡すことに対する忌避感は、一応当たり前のことだったし、選挙に集まってくるお金について、どのように使われていたかについて、きちんとしておかなきゃという認識が高まっていた・・・・と思っておりましたが・・・・。

確かに、実はウグイス嬢への二重報酬の支払いの違法行為は選挙における「商慣行」として一部で定着しており、政治の業界ではある種「暗黙の了解」ともなっている。

ウグイス嬢二重報酬をめぐる選挙の「商慣行」

まさかウグイス嬢の報酬が公職選挙法で決まっていて、それを超過して払うのが当たり前で、しかもそれを裏道を使って工作して支払っているのも当たり前で、公職選挙法を見直す動きさえないというのを読み解いてしまい・・・・・

なんだかなあ。

本音と建て前を使い分けなければならない世の中は疲れますよ、本当に。

中には、

おそらくはみなさん3万円くらい払っているのだと思います。でもこれは公職選挙法で立件されるので、例えば別の仕事を選挙期間以外に発注して、そこでお金を払っておいて上乗せ分をそちらに吸収するような、たぶんそういうやり方をしているケースが多いです。今回は業界事情を知らな過ぎたのではないでしょうか。

公職選挙法違反の疑い~業界事情を知らな過ぎた河井案里議員

なんて書き込みもあり、いやいや業界事情を知らな過ぎとか・・・・ないわあ。

wikipediaを見る限り、別にポッと出の新人じゃあるまいし・・・・・

なんだかなあ。

政治

Posted by ymo