コロナで分かる非科学度

2020年12月16日

私の行っている会社の社長は、コロナコロナって非常にうるさい。

会社では、検温やら、アルコール除菌やら徹底させているが・・・・・一方行動が非科学的。

「この間、軽い肺炎になったから、新型コロナの抗体の検査に行ったけど、抗体がないって検査結果で、残念だ。」

それぞれの研究結果を統合したところ、抗体検査の感度は、LFIA(ラテラルフローイムノアッセイ)の66.0%からCLIA(化学発光免疫測定法)の97.8%までと、検査法による差が見られた。 感度が66.0~97.8%ということは、2.2~34%の人が抗体を持っていても検査で見逃される可能性があることを意味する。

新型コロナ抗体検査、感度66.0~97.8%、特異度96.6~99.7 …

そもそも抗体検査にも感度がある。

検査結果は100%じゃない。

陰性であったとしても新型コロナウイルスに対する抗体が検出できなかったことを確認したにすぎません。新型コロナウイルスの感染を完全に否定するものではありませんのでご注意ください。

新型コロナウイルス抗体検査 結果の見方

そりゃあね、抗体が出来て、今後安心に暮らしたいという気持ちも分からないではない。

だが、そもそも、

スペイン保健省は7月6日、スペイン人約7万人を対象にした、3カ月にわたる3回の新型コロナウイルス抗体検査の結果を発表した。1回目の検査で陽性だった被験者の14%が、3回目の検査では陰性だったという。このウイルスに感染した後に体内で作られた抗体が短期間で減少してしまうことを、この結果は示している。

「抗体が消える」「不安は消えない」コロナとの闘いは長期持久戦

という、コロナ抗体が消えてしまうという可能性もあるわけで、抗体検査に一喜一憂するのが、分からない。

それにだ、大前提として、コロナはそんなに怖がる病気なのかっていう根底が、なかなか変わっていかない。

東京都内で、先月1か月間に熱中症で亡くなった人は187人にのぼり、このうち178人が屋内で亡くなっていたことがわかりました。 エアコンを使用していなかったケースがほとんどで、今後も暑い日には十分な注意が必要です。2020/09/02

東京 8月の熱中症死者187人 95%エアコン使用なし – NHK(2020/12/6リンク切れ)

東京都のコロナ死亡者数は、これまで累計で390人。

別にどっちがどうとかいうつもりはないけど、熱中症について、毎日テレビでやってる?
マスクを徹底するような話は、熱中症ではある?

いきなりこの会社の話に戻るけど、炎天下の中、除草作業をすることも多々あり、コロナを心配するより、よほど熱中症を心配した方が・・・・・

なんだかなあ。

本当、非科学的なことが横行するよね。

時事

Posted by ymo