アメリカって、言うまでもなく物騒な国なんですね。

2020年11月6日

アメリカっていう国は、改めて今回の大統領選挙に絡めて報道されると、物騒な国なんだという思いが強くなりました。

薄々知ってはいたのですが、「武装権」なんていうものもあるんだと・・・・・。

規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、市民が武器を保有し、また携帯する権利は、これを侵してはならない。— アメリカ合衆国憲法修正条項第2条

アメリカでは銃社会であることから銃規制が持ち上がることがあるが、この条項が根拠となり、アメリカ合衆国では広汎な武器の所持が認められ、場合によっては(州によっても差違があるが)携帯も認められる。

武装権

明治初期の日本人ならいざしらず、100年以上も武装権を解除されてしまった日本の一般市民の感覚からすると、

なんだかなあ。

ですね。

で、今回、クローズアップされているのが「ミリシア」という存在。

民兵市民軍義勇兵・義勇軍、私兵・私設軍・軍閥、軍事訓練を伴う一種の右翼的な政治結社など、非政府の自発的・非公式な武装組織(非正規軍英語版))を指すこともあれば、場合によっては、ニューヨーク海軍民兵などのように国・州などの政府が保有する公式・正式な軍事組織正規軍)の予備役部隊を指すこともある、多義的な概念である英語

ミリシア

多義的概念と書いてある通り、義勇兵もミリシアだし、極右勢力もミリシアなんだそうな。

『ミリシア』と呼ばれる武装した市民のグループは、街の自警団を自認する者たち、白人至上主義者に共感する人たち、様々な形態がありますが、その多くは保守系でトランプ大統領の支持者です。ミリシアは、投票所での監視も行うとしていて、選挙自体にも影響を及ぼしかねない存在となっています。ミリシアが投票所周辺に集まることで、バイデン候補の支持者を威嚇したり、さらには選挙結果に納得しなかった場合、武器を持って抗議行動に出ると指摘されています。

武装“トランプ支持者”に懸念広がる 米大統領選

こんなこと、つまり投票所の前で張り込んで、脅すなんていうことが実際にされてしまうアメリカって・・・・・・。

先進国っていう日本語はなんだったのかと思ってしまいます。

個人的な感覚では、こういうことが行われるのは後進国なんだと思っていましたが・・・・・。

なんだかなあ。

こういうのを見てしまうと、イスラムの「目には目を、歯には歯を」をしたくなる人が出ても仕方ない気がしてしまいます。

報復行為が良いことではないと分かっていても、心理的には、そういう感情は、人間として沸き起こるものなので・・・・・できればそういった前提行為は、慎んだ方が良い・・・・なんていうのは、世界では稀な感情なんでしょうか?

時事

Posted by ymo