火災保険料の値上げ

2020年11月19日

とある不動産屋さんの火災保険の更新手続きのお手伝いをしております。

一般家庭であれば、自分の家なんて1つか2つだろうし、火災保険料はせいぜい払っても10万円。

多少値上げがあっても、1割上がることもないので、知れてますけど・・・・・

不動産屋さんの場合、自社で建物を複数所有しているような会社の場合は切実です。

仮に30軒の建物があって、火災保険料が10万円として、年間300万円。

5%アップすると、年間15万円も出費が増えてしまいます。

先日損害保険会社から1通の通知が。

値上がりしますと書いてありますが、その資料の一部にセンセーショナルなものが・・・・・

台風21号ってすごかったんですね。

なんだかなあ。

なんかこう書いてあると、ものすごく高くなりそうな気がして、今更ではありますが、なんか対策がないかって、考え出しています。

・2021年1月に複数の保険会社で火災保険料の改定が行われます。
・全体的には値上げとなりますが、築浅の建物の場合などプランによっては値下げとなります。
・火災保険加入中の方は年内に改定前後の保険料見積もり、比較をしておきましょう。
・「値上げなら改定前に長期契約を締結」「値下げなら改定後に長期契約を締結」が保険料負担を抑えるポイントです。

【2021年1月火災保険値上げ】保険料90%値上げも/築浅建物は値下げ傾向

とありますように、長期契約を締結して、複数年は前の保険料で行くことで、値上げを回避するということになります。

ところが不動産屋さんの場合は、売却を前提にしている建物もありますし、管理的に面倒。(売却したら、保険の解約をしなければならないわけですが、タイミングを引き渡しに合わせるのが手間。)

また、金融機関から借り入れをしていて、質権に入っていたりすると、金融機関との調整も必要で・・・・・。

ということで、あまりこれまでは長期複数年契約はしてこなかったのですが、今回はどうもかなりあがりそうな気配でびびっております。

現在、保険代理店に、影響について金額をまとめてもらっていますが・・・・・どうなることやら。

不動産,時事

Posted by ymo