療育手帳(判定B)って微妙
療育手帳とはなんぞやで、療育手帳については、簡単に触れましたが・・・・・
そもそも(身体)障害者手帳と違ってものすごくなじみがない。
更にうちの子供はB-2判定。
最重度:A、(その他の例、1度、A1、マルA)
重度:A、(その他の例、2度、A2、A)
中度:B、(その他の例、3度、B1、B)
軽度:B、(その他の例、4度、B2、C)
びっくりすることに、国の判定はAかBかで、このように4ランクに分けているのは県ということらしい。
なんだかなあ。
障害者手帳でも重度と軽度では、受けられる施策にかなりの差があるのだけれど、療育手帳でもBランク(つまり軽度)なんて、特典がかなり薄め。
よく障害者手帳が発行されると、年金もらえたり、色々な料金が安くなったりするのは、ほとんどが重度の障害者。
療育手帳でもAランクでないと、はずれが多くて。
より厳密に言えば、うちの子供はまだ8歳。
したがって、本人が何かするということはほとんどない。
Bランクでも本人が運転して高速を通るとか、本人主体であれば、色々割引になるようなのですが・・・・・
あんまり受けられる補助が少ないので、療育手帳を持っていること自体、忘れそう。
療育手帳で駐車禁止が除外に、駐車禁止除外標章 → Aランクのみ
情報源: 療育手帳で駐車禁止が除外に、駐車禁止除外標章 – 療育手帳がやってきた!
療育手帳で、高速道路、有料道路が半額に。→ Aランクのみ
情報源: 療育手帳で障害者割引、高速道路が半額に – 療育手帳がやってきた!
療育手帳で割引となるというと、JRとか地下鉄とかバスとか飛行機とかの公共交通機関ですが、地方に生きていると、あんまり利用しないんですよね。
JRは5割引き(乗車券だけ)ですから、結構いいんですけど・・・・
情報源: お身体の不自由なお客さまへ>障害者割引制度のご案内:JR東日本
Aランクなら、介助者(つまり親)も割引になったりするんですが・・・・・・
ですから、たまにJRとか飛行機とかで旅行に行こうと思うと、役に立つのではあるのですが・・・・・
そんな中、療育手帳Bランクでも神対応の条件のものを発見しました。
①JRの定期券
条件:第2種知的障害児(12歳未満)と介護者1人 → 全線50%割引
・・・・・でもまあ、都会じゃないと定期なんて作らないしなあ。
②バス
条件:第2種知的障害児(12歳未満)
情報源: 運賃について | 運賃・各種割引乗車券/制度について | 路線バス | バス情報 | 利用者の皆さまへ | 神奈川中央交通
これはすごいですね。
例えば、高速バスに乗って、大人1人子供1人合計3,000円だったら、1,500円になるのですから。
でも、まあ難癖をつければ、この辺は、交通機関の会社の規定だったり、窓口の人の理解だったりするので、本当に面倒。
例えば、とあるバス会社で、上記に介護人を5割引きにするかどうかという話も、「当社において介護の必要を認める場合」とあるのですが、これって漠然としていて感覚論ですよね。
療育手帳でも判定を受けて、ランク付けまでされて交付を受けるのに、それに対しての様々な特典というか割引というか施策というかが、全てそれぞれの会社まかせ、さらには細かい内規や、担当者の理解によって左右されるというのは、どうなんでしょうか?
なんだかなあ。
でもまあ、新宿のバスターミナル(バスタ)では、本人及び介護人(私)のバス料金は、50%になったということだけは確かなので、あんまり文句も言えませんかね。
ディスカッション
コメント一覧
まさに、その通りです。
・B1(中度)なんて生活面での遅れがある人が多いのに、「B2(軽度)」
と同じ判定〈B〉なので、損してます。
・ですけど、今は、手帳の基準もあやふやで、軽度やボーダーの子がしゃべらないでバカの演技をすると、簡単に、中度~重度知的障害A2になれると不正が増えています。
手帳の検査も、集団で、やってほしいですね!。
・障害雇用も、軽度の中に中度は、入りますので、助成金の少しかもらえないらしく、中度知的障害や精神障害。発達障害の人は、ほぼ不採用です。
※中度障害者の人は、生活面でも支障が出るので、助成金も変えてほしいですよね!。
後、障害年金も、医師の診断書を半介助にすれば、B2やボーダーでも簡単に貰えますし、
・知的障害A3は、「中度知的障害+身体障碍3級=A3〈重度、一種〉」と書いてはありますけど、
現実は、「軽度~ボーダー知的障害+身体障碍3級=A3〈重度、一種〉」にもなる時代です。