午後とは何時何分から午後なのか
こんなことを考えるきっかけになったのは、とある人との日程調整で、以下のようなやりとりがあったから。
私:土曜日の午後、日曜日でお手すきの時間があれば、引き取りに伺います。ご検討ください。
相手:9月26日(土) 12時からでお願いします。
私:・・・・・・・

実はこの土曜日に11時から打合せがあり、お昼位まではかかるだろうなと思っていたし、それから移動時間もあるので、午後1時とか午後2時とかを想定して、「午後」と言ったのだが・・・・
相手からの回答は12時ジャストだった・・・・
なんだかなあ。

いや、別に、何も相手はおかしくはない。
でも感覚的には、午後って、お昼は普通みんな12時から食べるし、お昼を食べた後って、勝手に思っていた。
で、午後っていうのは・・・・いつから?と思ったわけだ。
午後・・・・という言葉からして、「午」(正午)の「後」(あと)だから、正確には12時を1秒でも過ぎれば、午後なんだろうとは思う。
で、ググってみたらやっぱり私と同じ疑問を持つ人がいるらしく、それを真面目に検討している人がいました。

これによると、
太政官布告によれば「子の刻から午の刻までを午前」とありますから、正午を少しでも経過すれば「午後」と解釈することができます
正午は午前か午後か
という解釈が書いてあり、まあこれが一般的かなと。
では、12時丁度(24時間制の12時)は、午前なのでしょうか?午後なのでしょうか?
この点について、「正午は午前か午後か」においては、法律の中でも、両方あり、また、
法律から離れて国語の話になってしまいますが、この点、文化庁編「言葉に関する問答集 総集編」には、「どちらか一方だけが正しいと言うことはできない」
正午は午前か午後か
としています。
とまあ小難しい話をしましたが、午後からって言ったら、正午からと言われると、ちょっとなんだか違うなあとは思ってしまいます。
そんなことを思ってしまう私も、相手からすれば
なんだかなあ。
なのかもしれません。
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