午後とは何時何分から午後なのか

2020年9月29日

こんなことを考えるきっかけになったのは、とある人との日程調整で、以下のようなやりとりがあったから。

私:土曜日の午後、日曜日でお手すきの時間があれば、引き取りに伺います。ご検討ください。
相手:9月26日(土) 12時からでお願いします。
私:・・・・・・・

午後といえばこれ

実はこの土曜日に11時から打合せがあり、お昼位まではかかるだろうなと思っていたし、それから移動時間もあるので、午後1時とか午後2時とかを想定して、「午後」と言ったのだが・・・・

相手からの回答は12時ジャストだった・・・・

なんだかなあ。

いや、別に、何も相手はおかしくはない。

でも感覚的には、午後って、お昼は普通みんな12時から食べるし、お昼を食べた後って、勝手に思っていた。

で、午後っていうのは・・・・いつから?と思ったわけだ。

午後・・・・という言葉からして、「午」(正午)の「後」(あと)だから、正確には12時を1秒でも過ぎれば、午後なんだろうとは思う。

で、ググってみたらやっぱり私と同じ疑問を持つ人がいるらしく、それを真面目に検討している人がいました。

正午は午前か午後か

これによると、

太政官布告によれば「子の刻から午の刻までを午前」とありますから、正午を少しでも経過すれば「午後」と解釈することができます

正午は午前か午後か

という解釈が書いてあり、まあこれが一般的かなと。

では、12時丁度(24時間制の12時)は、午前なのでしょうか?午後なのでしょうか?

この点について、「正午は午前か午後か」においては、法律の中でも、両方あり、また、

法律から離れて国語の話になってしまいますが、この点、文化庁編「言葉に関する問答集 総集編」には、「どちらか一方だけが正しいと言うことはできない」

正午は午前か午後か

としています。

とまあ小難しい話をしましたが、午後からって言ったら、正午からと言われると、ちょっとなんだか違うなあとは思ってしまいます。

そんなことを思ってしまう私も、相手からすれば

なんだかなあ。

なのかもしれません。

法律,趣味

Posted by ymo