年金制度って本当によく分からない
年金制度って本当によく分かりません。
本当にすべてを理解している人っているんでしょうか？
社会人になったのが22歳位で、それからずっと払ってますから、もう約30年は払っていることになってます。
きっと65歳位からもらえるんだろうなあ、位しか分かっていません。
年金については、私の大好きな辛坊治郎氏が、誰も書けなかった年金の真実―あなたがもらえなくなる日ってな本を書いていて、その本の中で、「払っても損する世代は、1965年生まれ以降!?」と書いている位ですから、もうすでに現在は崩壊？なのかもしれませんが、でも最近は税金扱いですし、面倒だから仕方なく払っているという感じですが・・・・
仕事がら、給与計算をしたり、雇用保険の手続きをしたり、社会保険の手続きをしたりしたことがあるので、まあ一般の人よりは多少詳しいと思っていたりするのですが、
年金制度について理解している？
と聞かれたら、かなり首をかしげざるを得ません。
冒頭の表にもあるように、場合分けが多すぎて、おまけに年々制度が変わっていくので、何年生まれの人はこう、何年生まれの人はこうってな感じで、年齢によって変わってきたりするので、もう理解する気にもなれません。
で、なんでこんな話をしているかというと、最近このような書類が来ました。
国民年金特定付加保険料承認通知書
そこにこんなことが書いてあります。
平成28年4月1日付で申し込みのありました国民年金特定付加保険料について、次のとおり承認しましたので通知します。
ん？俺、なんか申し込んだっけ・・・・？
そもそも国民年金特定付加保険料ってなんだ？
付加保険料の特例納付制度について
付加保険料の特例納付制度とは、付加保険料を納付期限に納めなかったことにより、法律上辞退したものとみなされ、無効になった付加保険料を納めること、または納めたままとすることが可能となる制度です。「付加保険料の特例納付申込書」をご提出いただいた方へ特定付加保険料の納付書、承認通知書をお送りいたします。
ってな記載がありますが、ますます謎が深まります。
そういえば、何か年金関係で連絡が来ていたような・・・・・・
文脈からすると、私の場合は「付加保険料を納めたまま」にした「承認通知書」ということのような気がしますが・・・・
ある記憶がうっすらと思いだされた来たような気がします。
どうやら遠い昔、「付加年金」という制度に申し込んだようです。
参照：国民年金の中に「お宝年金」発見！付加年金制度
付加年金「老齢基礎年金の上乗せ年金」
国民年金の保険料を支払うときに、ついでに「付加保険料」という保険料を追加して払い込むことで、65歳以降、老齢基礎年金に加えて「付加年金」という優秀な上乗せ年金を受け取ることができる、というシステム
付加年金はよく「2年で元が取れる」と言われている
但し、これは国民年金のみの自営業者等に限られるということなので、おそらく私が自営業者の時に、申し込んだんだと思います。
見ると、充当期間が平成19年になっています。
この当時、会社勤めにして、社会保険になってしまったのですが、恐らくこの時には、付加年金のことなんて、忘れていたのでしょう。
年金機構から「付加保険料の特例納付申込書」が
これなんか読んでみても、どうやらそのような気がします。
なにせ10年も前のことですから、すっかり忘れてしまいました。
引っ越し続きで書類もなくなっていますし・・・・
でも、謎なのは、
付加保険料は、納付期限（翌月末日）までに納付されなかった場合、法律により付加保険料の納付を辞退（「みなし辞退」）したこととなります。
この「みなし辞退」の規定により、その後、付加保険料を納付しても、その納付はすべて無効となり、付加保険料は後日お返しすることとなっていました。
貴方は保険料の納付期限を過ぎてから納付した為、付加保険料が「みなし辞退」となったのでせう。
保険料の納付期限は守りましょう。
と書いてある点です。
とすると、更に疑問は深まります。
特定付加保険料制度の概要について
これを読んでさらに混迷は深まります。
私の疑問は、
①結局付加保険料はどうなったんだ？追加でもらえるのか、没収なのか、他の年金に加算なのか？
②充当とあったが、何にどう充当されたんだ？
とか、全然分からないということです。
③付加保険についての記載も、ネットできちんと出てこない
って点も文句がつけたいところです。
なんだかなあ。
結局、年金制度はこんな通知のひとつとっても、よくわからない制度なのです。
人間の記憶はうつろいやすいものですし、こんな複雑な制度を理解できるはずがないとは、だれも思わないのでしょうか？