もうここまで来るとなんでもありだな
不適切発言「自然分娩の方が愛着」 小学校教諭、授業で 毎日新聞
このブログでは何度も不思議なニュースを取り上げてきましたが、今回も、そういった類の話です。
なんでこんなのがニュースになるのか全く分かりません。
東京都品川区立小学校の男性教諭が１月中旬、担任をしている５年生の理科の授業で「自然分娩（ぶんべん）で子供を産んだ方が、帝王切開で産んだ時よりも親は愛着を抱きやすいという説がある」と発言していたことが１５日、同校への取材で分かった。学校側は不適切な発言だったことを認め、校長と発言した教諭が保護者会で謝罪した。
どこが不適切だったのか、さっぱり分からない。
これに対するネット上のコメント合戦を読んでみたが、どうしてそうなるんだというコメントばかり。
http://girlschannel.net/topics/1068249/
どうやら非難している人は、この発言は、
帝王切開の人を軽視している（帝王切開の人を非難している）
と取ったらしい。
または、この発言が
とんでも発言でそんなことは一切ない
と言いたいらしい。
なんだかなあ。
どうやって読んだらそうなるのか、全然分からない。
学校の授業でやるから不適切だと言いたいのかも知れないけれど、こんな一教師の「とある説」について、いちいち気にしていたら、学校の先生は何も話すことがなくなってしまうのではないだろうか。
仮にこの先生がこういった話を生徒に覚えさせるべく、確定した話として、徹底的に教えこませていたら、それはさすがにまずいとは思うのですが、これはあくまで、先生のとある話なのではないのだろうか？
こんな発言をいちいち取り上げて避難していたら、そのうち、学校の先生は、冗談一つ言えなくなるのではないだろうか？
この発言を取って、真剣に帝王切開を軽視していると考える人の、切羽詰まった感がよく分からない。
こうした考えがあることについて、人に押し付けることは、さすがにまずいが、そう思うことを人前で話すことに対して、いちいと反応しすぎなのではないだろうか？
学校の先生は、誰もが当たり前だと思うことを、当たり前のように話さなければ、批判されるなんて、私はそんな恐ろしい世界は見たくないと思うのだが・・・・