リニア中央新幹線の土地買収状況について-2020/10/25
リニア中央新幹線の土地買収状況について | なんだかなあと思う世界
リニア中央新幹線は山梨県を通りますので、よ~く分かります。全然進んでいないことが。 2010年 4月28日 、JR東海は東京 – 名古屋間の中央新幹線の開業時期を当初計画の2年遅れの2027年にすると発表した。 wikiを見る限り、これ以降、新しい明確な発表はないように見える。 リニア新幹線「2027年開業」が難しすぎる理由 これが2018年の記事。 …
この記事をアップしたのが、今年の6月。
仕事の関係で、4件の買収地の話し合いが、目の前でされておりますが、全く進んでいません。
っていうか、現場が積極的に進めているように、全く思えない。

たまたま5か所の道路拡張の土地買収の案件も、仕事の関係で、目の前で進んでおりますが、なんか対応が違う。
残地保障も薄い、取り壊し工事の工事費の積算も手薄い感じです。
とあるリニアの買収地の件では、ブロック塀がひっかかったので、協力的だった地主さんは、早々と予定部分のブロック塀を撤去・・・・・・ところが、リニアの担当者が出してきた補償額を見て、びっくり。
熱心に業者を値切って、交渉を重ね、格安でやってもらったと思ったら、補償額の方が低かった・・・・・。
あわてて、他の部分について見直したところ、一生懸命こちらが協力しても、下手をすると赤字になりそう・・・・あわてて、補償契約を思いとどまり、現在交戦中。
なんだかなあ。
なんかおかしいんですよね。
別の現場では、店舗の前の駐車場がひっかかり、営業補償を見て欲しいといったら、営業への影響は考慮されない・・・・と。
飲食店の目の前の駐車場がなくなり、営業への影響は考慮されないって言われれば・・・・・・
頭に来た店主は、当然徹底抗戦の構え・・・・。
まあ、リニアについては、周囲が買収されて、残ってしまったら、最終的には強制収用になるそうですが・・・・・
なんだかなあ。
県や国土交通省主体の道路拡張については、こんなことにはならないのですが。
リニアの土地買収については、何かおかしな理論でもあるのでしょうか?
それとも予算的制限なのか?
それとも、お役所のやることは、地元住民に配慮して、予算を潤沢に取っていて、それはそれで税金の無駄使いなのか・・・・。
いずれにせよ、リニア中央新幹線の開通は、静岡県の反対とは全く関係なく、進んでいかないような気がします。
ている。
南アルプストンネル(静岡工区)を巡って、静岡県の川勝平太知事が着工に「待った」をかけてから、すでに2年以上が経過した。JR東海は、2019年内の着工が難しくなり、2027年予定の品川・名古屋間の開業は延期される可能性が高くなった。
リニアを止める静岡県 川勝知事「ヤクザ・ゴロツキ」暴言問題の背景に「ハコモノ行政」 (1/4)
現場の交渉のスピードを見ていると、私の生きている間に開通することはないんじゃないだろうか・・・。
そうそう、昨年、現場担当者が現地の測量をさせてくれと言っている案件で、いまだに地主がOKせずに、進んでいない場所もあります。
これじゃぁ・・・・。
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